急成長中のダンス&ボーカルグループ・VOYZ BOY。路上からスタートして輝きたいという想いを「ストリートダイヤモンド」というテーマに込めて活動にまい進している、注目のグループだ。全員がスカウトで集められた個性豊かな24名によるVOYZ BOYのリレーコラム連載「VOYZ BOYのストリートからダイヤモンド」がスタート。第2回は、石沢瑠架(いしざわるか)が、ザテレビジョンに合わせて、アイドル視点でおすすめの映画を5作紹介する。

【写真】シャープな横顔の石沢瑠架

■自分を奮い立たせるときに見るおすすめ映画5選

WEBザテレビジョンをご覧のみなさまこんにちは!なにわのワンチャンわんわんわん!どうもVOYZ BOYの石沢瑠架です。僕は、24名の次世代ボーイズグループ「VOYZ BOY」に所属していて、立川ステージガーデンで単独LIVEを行ったり、関西コレクションのメインステージにてアーティスト出演させて頂きパフォーマンスを行なっています。

そんななにわのアイドルキランキランな僕ですが、休日は家の中で過ごすことが多く、家では映画やアニメを見るのが日課。LIVEやイベントのステージの上では緊張もするし、思うようにパフォーマンスができるか不安になることもあるのですが、そんな僕の気持ちを押し上げてくれるのが映画なんです。

今回はなにわのステージぶるっぶるな僕がLIVEやイベントの前に自分を奮い立たせたいときに見る映画をご紹介致します!

■歌の感動がなにわのハートにズシンズシンくる「レ・ミゼラブル

まず最初にご紹介する映画はこちら。ヴィクトル・ユゴーの普及の名作を原作とした、19世紀フランスを舞台に、一本のパンを盗んでしまった為に19年間も牢獄で生活することになってしまったジャン・バルジャンの物語です。僕が初めて見たのは小学6年生くらいの頃。母がこの作品の大ファンで、家にDVDがあり一緒に見ました。

その時感じた第一印象は、ミュージカル映画というものの衝撃。歌が主体で普通の映画に比べるとセリフが少ないのにあらすじがスッと頭に入ってくる感じを初めて味わいました。

なかでも、物語のクライマックスにキャスト総出で「民衆の歌」という曲を歌うシーンがあるのですが、この映画の複雑な人間関係や社会情勢を跳ね返すような強い意志のようなものを感じられ、なにわのハートにズシンズシンとくる作品です。

大人になってもう一度見た時には当時とは違う視点から物語を感じられて、いまでは僕の中で「負けないぞ!」という気持ちにさせてくれる映画のひとつです。

■アメリカンジョークもイケてる「オーシャンズ8

続いてはジョージ・クルーニー主演の人気映画「オーシャンズ」シリーズのスピンオフ作品「オーシャンズ8」。ニューヨークを舞台に史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」のリーダーの妹デビーが、愉快な仲間たちと共に壮大な怪盗劇を繰り広げるクライム・コメディです。

主要な登場人物が女性のみの女版オーシャンズという位置付けになるこの映画。物語は主人公デビーが仲間を集めるところから始まるのですが、仲間たちの一人一人のキャラが美しくかっこよくて個性的。それぞれが、とにかく立っているんです。

怪盗劇の真骨頂である見てて飽きない爽快なストーリー進行はさることながら、予想もできないどんでん返しも見所です。

僕は洋画に出てくるアメリカンジョークが大好きなのですが、この映画はサラッと入れてくるタイプのジョークがなにわの笑いドカンドカンでコメディとしての側面も最高!見終わった時にすっきりとした気持ちで気分を切り替えられる映画です。

■笑いと感動盛沢山「SKET DANCE

僕が次に紹介するのはこちら!「週刊少年ジャンプ」に連載されていた知る人ぞ知る神漫画で、2019年にマンガ大賞を受賞した人気漫画家篠原健太による学園コメディ漫画「SKET DANCE」です。高校生活を舞台に人助けを目的に作られた、学園生活支援部=通称・スケット団を中心に物語が進みます。

この作品の見所はなんと言ってもギャグセンスの高さ!登場人物同士の掛け合いが見事でツッコミのテンポ感やボケの意味分かんなさが最高に仕上がっているんです。いつかLIVEやイベントのMCなんかで僕も生かせるようになりたいな、と学ぶところが多い作品です。

一方で、ふとしたタイミングでめちゃくちゃ感動して、なにわの涙腺うるんうるんな回もあるところもまた魅力。作者が弱い立場の人のことを沢山考えて作られているのが伝わる作品になっています。

第一話のタイトルは「ペンキ仮面」初回から色んな意味でぶっ飛んでいるので、ぜひ一度足を突っ込んでみて下さい!

■もう一度がんばってみようと思わせてくれる「空飛ぶタイヤ

続いては「半沢直樹」や「下町ロケット」など数々の大ヒット小説を世に送り出した名匠池井戸潤原作映画「空飛ぶタイヤ」。父親の後を継ぎ車両警備を行う中小運送会社「赤松運送」を経営する赤松徳郎が自社のトラックが起こしたタイヤ脱落事故により倒産寸前まで追い込まれてしまいますが、トラックの製造販売元である大手自動車会社「ホープ自動車」の過失を知り、巨大企業の闇に立ち向かう社会派映画です。

明らかに劣勢である立場の主人公が、大きな相手と戦う姿は見てて勇気をもらえ、僕もさまざまなことへのやる気を生み出させてくれます。物語の前半は色んな角度から飛んでくる逆境に押しつぶされそうになりめちゃくちゃハラハラするのですが、後半に入った後の展開が一気に胸を熱くしてくれます。

自分を信じることの大切さを改めて再確認し、なにわのアイビリービンな映画です!

また、社会派映画だけではない家族愛の部分も丁寧に描かれておりそこも脱帽。失敗した後や上手くいかなかった後にもう一度がんばってみようと思わせてくれる映画です。

■支え合うことの大切さ「最強のふたり

最後に紹介する映画は、数々の映画賞を総ナメにしたエリック・トレダノ監督の名作「最強のふたり」です。頸髄損傷で体が不自由になってしまった大富豪と、その介護人となった貧困層の黒人の若者2人の交流を描く"コメディ"ドラマ映画。

この映画は僕にとって、人に頼ることや人を信じることの大切さを教えてくれるような作品です。方や余命わずかな大富豪、方や怖いもの知らずの貧困層の若者というお互いに持っているモノ、持っていないモノがキッパリと分かれている2人が支え合って生活をすることである種の化学反応を起こす部分が印象的。

人を完全に信じきるのが難しいこの世の中でさらに正反対の2人がそれを実現させるところに達成感を覚えました。

また、題材としている背景が少し暗いものであるにも関わらずそんなことを感じさせない明るい脚本は多くの人に刺さると思います。この話は実話が元になっているということですが、それを聞いたなにわの涙わおんわおんとしてしまう部分がありました。

VOYZ BOYというチームも、メンバーがお互いに支え合って活動している部分があるので重ね合わせて頑張ろうって思えるんです。

ということで、今回はなにわのアイドルキランキランな僕が自分を奮い立たせたい時に見る映画を紹介させて頂きました。拙い文章ではございますがこの記事を見て下さった方の気持ちを上げる一つの参考になれば良いな、んて思います!

自分の好きな映画について思う存分語ることが出来て僕もまたなにわのテンションアゲンアゲン。まだまだ紹介したい映画は沢山あるのですが続きはつぎの機会に!

また、今回紹介した映画で自分を奮い立たせて今後も芸能活動という道を全力で突っ走って行きたいと思いますので、VOYZ BOYを。そして、石沢瑠架をよろしくお願いします!

なにわのワンチャンわんわんわん!