現在、各地の電動モビリティ実証検証など使用されている(株)ビー・アンド・プラスの30Wワイヤレス充電モジュールですが、従来のバラ線タイプに加え、新たにコネクタ接続タイプを追加しました。これにより、電動モビリティの既存充電コネクタへ差すだけで配線が完了する為、これまで以上に電動モビリティへのワイヤレス充電化がより簡便になります。

30Wワイヤレス充電モジュールは、コンパクト軽量な形状かつ防水性の高い非接触充電モジュールです。これまで電動自転車や電動キックボードに塔載することでワイヤレス充電を可能にし、バッテリーの自動充電手段として使われてきました。特にシェアリングサービスでは、屋外での無人運用が求められる為、ワイヤレス充電のニーズが高く、今後より拡張性を高める為、電動モビリティへの後付がしやすい今回のコネクタ接続タイプをリリースしました。
電動キックボードへワイヤレス充電モジュールを取り付けた例
  • 今回リリースしたコネクタ接続タイプの利便性
コネクタ接続タイプは、ワイヤレス受電モジュールの末端部が専用コネクタになっています。その為、電動モビリティに塔載されている既存充電コネクタを利用して、ワイヤレス充電化が可能になります。
※電気仕様やコネクタ仕様の確認が必要の為、適合が可能かどうかは都度お問合せ下さい。

従来のバラ線タイプでは、電動モビリティのバッテリー配線へ繋ぎ込みをする必要があり、電気的配線や筐体内のケーブル取回しなど考慮しなければなりませんでしたが、今回のコネクタ接続タイプは受電モジュールを物理的に塔載する事が出来れば、電気的な改造が無い為、ワイヤレス充電化のハードルが非常に下がります。
コネクタ接続タイプは、末端が専用コネクタとなっている。
従来の充電コネクタに挿すだけで配線が完了する。
送電モジュールを搭載した専用ステーションに停車すると非接触充電が自動的に開始する。

電動モビリティへワイヤレス充電を搭載することで、無人での自動運用などより可能性を広げる事が可能です。
また、バッテリー交換の手間や予備バッテリーの削減にも繋がります。
B&PLUSのワイヤレス給電ショールーム（大宮）では、今回開発したを30Wワイヤレス充電システムを内蔵したキックボードを始めとした様々なワイヤレス給電のデモ機を展示しており、ワイヤレス給電製品のカスタム対応や、実物を見て触って頂く事が可能ですので、御希望のお客様はお気軽にお問合せ下さい。

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