横浜F・マリノスは22日、DF永戸勝也が2023シーズンの契約を更新したことを発表した。

 永戸は1995年1月15日生まれの現在27歳。八千代高校、法政大学を経て、2017年にベガルタ仙台へ入団した。ルーキーイヤーから出場機会を得ると、2019シーズンには明治安田生命J1リーグで30試合に出場。2ゴールを挙げただけでなく、リーグ最多の10アシストを記録した。翌年には鹿島アントラーズへ完全移籍し、2シーズンに渡ってプレーした。

 2022年より横浜FMに加入した。同シーズンはコンディションの影響もあって開幕からの2試合は欠場したものの、以降は左サイドバックで不動の存在に君臨。明治安田生命J1リーグで26試合のピッチに立つと、出場時間数はチーム4位の数字だった。シーズンを通して定位置を譲らず、Jリーグ優秀選手賞にも選出。クラブにとって3シーズンぶりのJ1優勝に大きく貢献した。

 2022シーズンのJ1覇者である横浜FMは、ここまでFW宮市亮、DF小池龍太、DF小池裕太、MF吉尾海夏、DF實藤友紀、GKオビ・パウエル・オビンナ、DF松原健、GK田川知樹、MF渡辺皓太、DF角田涼太朗と来季の契約更新を発表している。
 

加入1年目で横浜FMのJ1制覇に貢献した永戸 [写真]=金田慎平