横浜F・マリノスは22日、2022シーズン限りでの契約満了が発表されていたGK中林洋次について、2023シーズンより関東サッカーリーグ1部に所属する南葛SCでプレーすることを発表した。

 中林は1986年4月28日生まれの現在36歳。横浜F・マリノスJrユース菅田、市立船橋高校を経て、2005年にサガン鳥栖へと加入した。その後はサンフレッチェ広島ファジアーノ岡山でもプレーし、2019年7月に横浜FMへと期限付き移籍で加入。同シーズンの明治安田生命J1リーグ最終節のFC東京戦では、GK朴一圭(現:サガン鳥栖)の退場処分に伴い、67分からピッチに立った。横浜FMにとって15シーズンぶりのリーグ制覇に貢献すると、翌年に完全移籍へと移行。2020シーズンからの3シーズンで公式戦の出場機会はなかったが、優勝を掴み取った2022シーズンは最年長選手としてチームを陰から支えた。

 南葛SCへの加入が決まり、中林はクラブ公式HPを通じて以下のようにコメントを発表している。

「来季より南葛SCでプレーすることになりましたGKの中林洋次です。まず、新たなチャレンジの場をもらえたことに感謝しています。そして、『キャプテン翼』を読んで感じたワクワクを、南葛SCの試合でも感じていただけるように、日々準備し、しっかりと戦っていきたいと思います。南葛SCに関わる皆さん、よろしくお願いします」

横浜FM退団のGK中林が来季は南葛SCでプレー