クリスマスといえば、「プロポーズに臨むタイミング」として、多くの男性が一度は検討したことがあるのではないかと思います。実際、街全体がロマンチックな雰囲気に包まれるクリスマスは、プロポーズにうってつけのタイミング。「クリスマスにプロポーズされる予感がある」という女性もいるかもしれません。そんな「クリスマスのプロポーズ」について、プロポーズの花束や結婚式のブーケを保存加工する事業を行うシンフラワー岡山県岡山市)が調査を実施。その結果を発表しました。

クリスマスのプロポーズ、「うれしい」が6割超

 調査は2022年7月、結婚を視野にお付き合いしているパートナーがいる独身女性を対象に、ウェブアンケートで実施。250人から回答を得ています。

 まず、「クリスマスのプロポーズはうれしいか、それとも嫌か」について聞いたところ、「うれしい」が65.6%、「うれしくない、困る」が34.4%という結果に。うれしくないという女性も一定数いるようですが、6割以上の女性はクリスマスのプロポーズに喜びを感じることが分かりました。

「うれしい」派の理由として、「普通の日ではなく、特別な日をわざわざ選んでくれたのかな? とかわいく思えるから(26歳)」「やはりクリスマスというだけでロマンチックなので、そんな日にプロポーズされたら最高にうれしいです(34歳)」といったポジティブな声が。「記念日として覚えやすい」点も密かなインセンティブになるようです。

 では実際、クリスマスにプロポーズされる可能性を感じている女性はどのくらいいるのでしょうか。

「クリスマスにプロポーズされる可能性や予感はあるか」について聞いてみると、「ある」と答えた人は13.2%でした。結婚を視野に付き合っているパートナーがいても、大半の女性はプロポーズを具体的には意識していない様子がうかがえます。

 一方、「今年のクリスマスではなさそう」が55.2%、「どちらともいえない」が31.6%という結果に。「どちらともいえない」という回答について、プロポーズされる予感を少なからず内包していると捉えると、「可能性・予感がある」「どちらともいえない」を合わせた約半数の女性は、程度の差こそあれど、クリスマスのプロポーズを意識しているとも読み取れそうです。

 実際に「可能性・予感がある」と回答した女性からは、「入籍日は年明けと決めているが、きちんとしたプロポーズはされていません。最初のタイミングはクリスマスだと思っています(31歳)」「来年の春先に結婚しようと言っていて、時期的にちょうどいいから(27歳)」といった声が寄せられました。既に結婚の話題が出ているカップルの場合、クリスマスはプロポーズのタイミングの有力な選択肢となることがうかがえます。

 また、「彼氏がクリスマスの予定を例年よりも計画している(29歳)」という声も。男性側がクリスマスの計画を例年以上に綿密に立てている場合、プロポーズを連想する女性もいます。サプライズを考えている男性は、少々注意した方がよさそうです。

 なお、「今年のクリスマスではなさそう」「どちらともいえない」と回答した女性からは、「結婚前提にお付き合いはしていますが、まだ付き合って日が浅いから(23歳)」「自分では何とも分からないし、クリスマスにプロポーズされることが憧れだと誰にも話したことがないので、どちらともいえない(33歳)」など、期待はするものの「正直分からない」という本音も聞かれました。

オトナンサー編集部

クリスマスにプロポーズされる予感、ある?ない?