トッテナムスポルティングCPスペイン代表DFペドロ・ポロ(23)への関心を強めているようだ。ポルトガルOJogo』が報じている。

トッテナムは現在、右ウイングバックのポジションにDFエメルソン・ロイヤル、DFマット・ドハーティ、DFジェド・スペンスと3人の選手を抱えている。

カタールワールドカップの中断期間にゴールを量産するドハーティが良いアピールを見せているものの、アントニオ・コンテ監督は同ポジションの陣容に満足しておらず、補強を求めている。

以前からインテルオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースへの関心が伝えられるが、強力な競合クラブの存在や高額な移籍金の問題で非常にタフなオペレーションとなっている。

そういった中、クラブは新たな獲得候補として今シーズンのチャンピオンズリーグの2試合で直接対峙したポロへの関心を強めているようだ。

ラージョ・バジェカーノやジローナの下部組織に在籍歴のあるポロは、2019年8月にマンチェスター・シティに加入。だが、トップチームで出場機会はなくバジャドリー、スポルティングにレンタルに出されていた。

その後、2年のレンタル期間に目覚ましい活躍を披露したスペイン代表DFは、今年5月にスポルティングが完全移籍で買い取っていた。

173cmとサイズには恵まれていないものの、スピードと運動力に優れるポロは積極的な持ち上がりと、高精度の右足のキックを最大の特長とする。また、タッチライン際に張るだけでなく内側のポジションで組み立てや崩しにも絡めるモダンサイドプレーヤーだ。

なお、スポルティングはポロの移籍金を3500万ユーロ(約49億円)程度に設定しており、トッテナムサイドの評価額とは少なくない開きがあるようだ。

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