ヴァンフォーレ甲府は23日、GK小泉勇人(27)の契約満了を発表した。

小泉は下部組織時代から過ごす鹿島アントラーズでプロ入り後、水戸ホーリーホックいわてグルージャ盛岡ザスパクサツ群馬プレー。2019年7月から甲府に加わった。

だが、甲府でも控えの立ち位置が続き、今季も出場なし。退団決定を受け、加入当時からこれまでを振り返るなかで、感謝の言葉を綴った。

「もう今シーズンでサッカーを辞めよう!! 本気でそう思っていた時にオファーをくださったのがヴァンフォーレ甲府でした。そこから約3年半、素晴らしいチームメイト、スタッフ、関係者の方々、そしてとても温かく、熱いサポーターと一緒にプレーできたことはとても幸せでしたし、何よりも今年、天皇杯という日本一のタイトルをみんなと一緒に獲れたことは、僕の中の一生の誇りです。僕はチームを離れますが、いつでもどんなときも甲府のいちサポーターとして応援しています」

「来シーズンはアジアのタイトルも目指し闘う中で、そのチームにいられないことは残念ですが、胸に星のついたユニフォームで誇りを持って闘う選手たちの姿を見れることを楽しみにしています。甲府はこれまで2番目に長く在籍したチームで第2の故郷になりましたし、この地域が大好きです。またいつでも遊びに来るので、どこかで見かけたら気軽に声をかけてくださると嬉しいです! 本当にありがとうございました

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