千葉大学環境ISO学生委員会では、12月のクリスマス時期に、千葉大学のキャンパス内にてソーラーパネルで充電した電力だけのイルミネーションを設置し、学生や教職員に対してエネルギーやSDGs持続可能な開発目標)に関する啓発を行いました。

千葉大学環境ISO学生委員会では、2011年から毎年クリスマスの時期に、「太陽光で明かりを灯そう」と題して、キャンパス内を歩く学生・教職員の環境意識の向上を目指し、小規模ながらも太陽のエネルギーを実感できる企画として、ソーラーイルミネーションを実施しています。SDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成には再生可能エネルギーの活用が不可欠です。イルミネーションを通じて太陽光発電に目を向けてもらおうと実施しました。今年も昨年に続き、千葉大学の西千葉と松戸の両キャンパスで実施しました。

【松戸キャンパス】
期間:2022年12月12日(月)~12月15日(木)
時間:16:00頃~19:00頃
場所:千葉大学松戸キャンパス おひさまガーデン
担当学生のコメント(園芸学部3年 永村真優香):
今年度は夏場につくった「緑のカーテン」のために育てたひょうたんとヘチマランプにする企画も同時に行いました。ひょうたんランプヘチマランプもきれいに光っていて道行く人が立ち止まって見ていました。太陽光のパワーを感じて少しでも環境について考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。

【西千葉キャンパス】
期間:2022年12月19日(月)~12月23日(金)
時間:日没後17:00頃~19:30
場所:西千葉キャンパス かたらいの森
担当学生のコメント(法政経学部2年 白鳥宏静):
今年度は電飾を一本の木に集中して飾りました。とても明るいものができあがったので、見てくださった人にも綺麗と思ってもらえたのではないでしょうか。千葉大のクリスマスシーズンを少しでも華やかにできたのなら嬉しいです。

【点灯方法】
期間中は学生委員が朝からソーラーパネルを屋外に設置して日中の間に充電し、日没後から充電した電力を使ってLEDライトによるイルミネーションを点灯させました。電飾や充電池の購入など、イルミネーションの実施にかかる費用は千葉大学生協のレジ袋有料化によって作られた「レジぶー基金」※を使っています。

※レジぶー基金:千葉大学では環境ISO学生委員会の発案により、2006年度から千葉大学生協においてレジ袋の有料化(1枚5円)を実施しており、近年の平均購入率は0.5%未満です。生協から有料化前までレジ袋の購入に充てられていたお金と、レジ袋の販売収入を「レジぶー基金」として拠出いただき、環境ISO学生委員会がさまざまな環境活動を実施することで、レジ袋削減にご協力いただいている学生や教職員に対し還元しています。
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学外緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
  • 本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572

配信元企業:国立大学法人千葉大学

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