FWアンヘル・ディ・マリアユヴェントス)が、アルゼンチン代表でのプレーを続行する模様だ。23日に、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が報じている。

 現在34歳のディ・マリアは、FIFAワールドカップカタール2022で5試合に出場して、1ゴールを記録。先発回数は「4」と決して多くはなかったが、フランス代表と激突した決勝では切れ味鋭いドリブルで先制点につながるPKを誘発し、カウンターからチームの2点目を決めた。アルゼンチン代表は、PK戦(4-2)の末にフランス代表を下し、36年ぶり3度目となるW杯制覇を達成した。

『TyC Sports』によると、ディ・マリアはW杯後もアルゼンチン代表でプレーする意思があるという。同メディアは、ディ・マリアの代表“残留”に大エースの影響があったと指摘。「(リオネル・)メッシの希望もあり、ディ・マリアはW杯を制した後もアルゼンチン代表でプレーすることになるだろう」と伝え、「どれだけの試合に出場できるかは分からないが、ディ・マリアは来年(2023年)の親善試合、W杯南米予選に加えて、コパ・アメリカ2024の出場なども視野に入れるだろう」としている。

 W杯決勝後、ディ・マリアの盟友であるメッシは、しばらくの間代表でのプレーを続けることを明言している。ディ・マリアメッシと同様に、W杯チャンピオンとして試合に出場することを望んでいるのかもしれない。

W杯決勝で大活躍した、アルゼンチン代表のディ・マリア [写真]=Getty Images