1機じゃ無理でも仲間と組めば解決だと?人々がクリスマスの準備に追われるなか、おなじみ犬型ロボット「スポット」のタイムリーかつ有能なお手伝い映像が反響を呼んでいる。
そこには生みの親ボストンダイナミクス社でツリーの装飾に挑むスポットの姿が。
ツリーを見上げて、頂上にリボンがつけられないことを察知したスポットが起こした行動。それはなんと踏み台になってくれる仲間を呼ぶことだった。
いつのまに人並みのチームワークをものにしたのか、組体操の要領で無事ミッションクリア。その後のオチもきっちりついてるスポットらしいワンシーンを見てみよう。
【画像】 ツリーの頂上にリボンをつけたい!スポットが仲間を招集
Tree's Company | Happy Holidays from Boston Dynamics
ボストンダイナミクス社のオフィスでツリーを見上げるスポット。
体についてる大きな赤いリボンはクリスマス仕様のおめかしかな?
一方で当のスポットはひたすらツリーを観察。
首をかしげて思案気な様子だがすぐにどこかに去って行く。
あれどした?と見ていると
さっきのスポットが仲間を連れてまた登場。
その2機がツリー横で身をかがめだし…
もうおわかりだろう。そう、あの赤いリボンはツリーの一番上の飾り。それを1機でつけられないと判断したスポットが仲間の協力を仰いだのだ。
できた!2機の協力でミッションコンプリート!
なるほどそれはいいアイデア!でも高さはやっぱ足らないんじゃね?
と思った次の瞬間…た、立った!
[もっと知りたい!→]あの犬みたいな4足歩行ロボット「スポット」が一般に向けてナウオンセール!
下の2機がフッと立ち、上の1機も絶妙なバランスで姿勢をキープ。
そして…
体のリボンを器用にとってツリーの上へ。
やった。ついにミッションコンプリート!
なんと見事なチームワーク。組体操からの飾りつけとはとんでもない成長ぶりだ。
最後は転落!ボストンダイナミクス社のドジっ子オチは健在
が、ビシッときめたのもつかの間。
シーン最後に上のスポットが転げ落ちる顛末が!
そこで笑いと共にハッピーニューイヤーとか、さすがボストンダイナミクス社。ドジっ子めいたオチがたまらない。
あと個人的には土台役右のスポットが足踏みして隣のスポットを押してる風なシーンも親しみがわく。位置調整のためかもだが「もうちょいつめて!」って仕草に見えちゃうよ。
なお今回のシーンについてボストンダイナミクス社からはこんなメッセージが。
みなさんどうか素敵なホリデーシーズンをお過ごしください!今回のスポットはプロのオペレーターの遠隔操作によるものですから自宅で試すのはやめましょう。
世界的にも有名なスポットは今後ますます多様な分野で役立つことになるだろう。その用途についてはいろんな見方があるけれど、来年のクリスマスもこんなスポットの姿を楽しめるといいのう。
References:neatoramaなど /written by D/ edited by parumo
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