それでも結婚したいと、ヤツらが言った。

2023年1月4日深夜1時から放送がスタートする、女優の鈴木ゆうかが主演をつとめるドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』(テレビ東京系)。各話ゲスト、語り部、エンディングテーマ、メインビジュアルが一斉に解禁となった。

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■新感覚ウェディングドラマ

主演の鈴木をはじめ、若手キャストらがネズミ役と人間役の1人2役に挑む同ドラマ。「結婚式の素晴らしさ」をテーマに、結婚式を迎えるまでのリアルな道のりや様々な人間模様をとあるネズミの家族の視点から描く。

どこか不思議で心に染み入る新感覚ウェディングドラマだが…。クセ有り枠の「水ドラ25」にふさわしい、ギミック満載の新感覚ヒューマンコメディとなっている。


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■ゲスト&語り部

未来 森咲智美

物語の後半戦に登場する各話ゲストも解禁。ウェディングフェアに参加していたカップルのすれ違いと葛藤を描いた第5話と第6話には、東條なつき役・未来、パートナーの岩井ミホ役に森咲智美が決定した。


三浦浩一 東ちづる

若い頃、仕事と子育てに追われ、結婚式を挙げることができなかった両親のために結婚式を挙げるべく、その子どもたちとチュー子たちが奔走する第7話と最終話。夫・大菊柾役に三浦浩一、妻・大菊雛役に東ちづるが出演する。


蛙亭・中野周平

主人公・チュー子たちネズミ一家と共に、永遠の愛を誓うカップルたちを幾度となく見送ってきたお社の神様で同ドラマの語り部の大黒天役は、お笑いコンビ・蛙亭の中野周平が担当。


■ネズミが人間に“乗りうつる”

都内にある結婚式場が物語の舞台。永遠の愛を誓うカップルを幾度となく見送ってきた、大黒天の使いであるネズミの家族たち。

大黒天からのお達しのもと、式場スタッフたちに“乗りうつる”ことで、式場の再建と、カップルたちに降りかかる難題やトラブル解決に向けて奔走していく。

■今の時代ならではの問題

物語の後半戦では、固定観念に縛られない今の時代だからこその結婚式のありかたに焦点を当てて、家族の絆と交差する人間模様をよりリアルに描いていく。後半で描かれる2つの物語を経て、チュー子は人間という生き物の愛の形を理解し、答えを見つけることができるのか。

そしてチュー子が乗りうつるプランナーの天音は、様々な結婚式を経て、結婚式そのものが人間にとってどのような存在なのかを理解し、一人前のプランナーとして成長することができるのか…。


■考えるキッカケになれば…

5話・6話ゲスト、東条なつきはウェディングフェアに参加していたカップルで岩井ミホのパートナー。披露宴での様々な演出手段を聞き、テンションが上がるという役どころだ。東条なつき役の未来からのコメントを紹介する。

未来:初めて台本を読ませて頂いた時に、ネズミ一家とウェディングの組み合わせ!? と、想像がつかず一気に引き込まれました! 問題を抱える役を演じることはとても緊張しましたが、たくさんのかたに観ていただき、何かを感じ、考えるキッカケになるのなら大変うれしいです!


そして、素敵なドレスを着てヴァージンロードを歩くことが出来て感無量でした!


■レアのウエディングドレス姿

5話・6話ゲスト、岩井ミホはウェディングフェアに参加していたカップルで東条なつきのパートナー。どこか不自然ななつきに不安を感じ、自身もなつきとの結婚にある思いを抱えていて…。ミホ役・森咲からのコメントを紹介する。

森咲:私の回は、トランスジェンダーついて描かれていて、なんて難しい役なんだ! と思いました。今では受け入れられてきていますが、過去に友達もそれで悩んでいる子がいたり、そんな人達の為にも少しでも理解してもらえたらと、やりがいを感じました。


どんな苦難があったとか、でも運命の相手だと信じて愛し合ってる姿だとか、家族愛とか深いところが表現できたらいいな。


水着ではなくウエディングドレスを着たレアすぎる私もぜひよかったら見て下さいね。

■奇想天外な物語

7話・最終話に登場する大菊柾は、若い頃、妻の雛と結婚式を挙げられなかったことを聞いた子どもたちに結婚式をしようと提案されるが、頑なに否定する。否定するのにはある理由が関係していて…。柾役の三浦からのコメントもコメントが届いている。

三浦:結婚式場のロビーの一角に住む神様とネズミたちのお話。しかも、そのネズミたちが式場のプランナーたちの体を借りて結婚式を成功させるという奇想天外な物語。その発想の面白さにビックリしました。


大菊家の親子愛、夫婦愛が本当に優しく切なく描かれていて胸が熱くなりました。


■夫がサプライズで…

7話・最終話に登場する大菊雛は大菊柾の妻。一生懸命に夫の柾を説得してくれる天音と結婚式を提案をしてくれた子どもたちに感謝しているというキャラクターだ。雛を演じる東からのコメントを紹介する。

東:私自身が婚姻した際に結婚式を挙げていなく、それから10年ぐらい経って夫がサプライズで実現してくれました。「この年でウエディングドレス!?」と戸惑いつつも、とってもハッピーで、何より集まってくださった皆さんと楽しい時間を過ごせました。そんなこんなを思い出しながら台本を読みました。


ちなみに、今回初めての役柄に挑戦しています。ハッピーな余韻に浸れますよ。あ…オセロ盤をお待ちでしたら、ご用意してお楽しみください。


■間抜けた感じの神様

語り部であり、ネズミ一家が暮らすお社の神様。永遠の愛を誓うカップルを幾度となく見送ってきた大黒天役の中野からのコメントは以下の通り。

中野:ドラマのナレーションというのが初めてで、さらには神様役というのも初めての経験ですごく楽しかったですし、僕なりの神様っぽい間抜けた感じが出せていたらいいなと思っております。


皆さんの様子をゆっくりと天から見させていただきます。


■いつもと違う視点で作詞

安斉かれん

エンディングテーマは、安斉かれんの『恋愛周辺(Demo)』に決定した。「出会った運命の人と、結婚をして生涯を共に歩いてきたい」「その先までどこまでも二人で一緒にいたい」そんな気持ちが込められた歌詞と透き通る歌声が物語の終わりに華を添える。

世界的にも大きな潮流を生みつつあるリバイバル・サウンドをいち早く取り入れJ−POPのニュージェネレーション・安西からのコメントも届いた。

安西:私は自分の目線で感じた等身大の歌詞を書くことが多いのですが、ネズミさんの視点で物語が展開するというすごく斬新なドラマの設定にインスピレーションをいただき、私なりに全く別の視点から、(例えば、今結婚を検討しているかたや、私とは違う働きかたをされている人になりきって)歌詞を描いてみました。


どんなドラマになるのか、私もとっても楽しみです!!


■ネズミ視点にこだわり

この度新しく公開されたメインビジュアルは、主人公に憑依したネズミをシルエットで表現。

ネズミのいたずらで、テーブル上のケーキが好物であるチーズになっていたり、ポットに花が生けられていたりと、ネズミ視点で描く同作ならではのこだわりを細部まで詰め込んだビジュアルに仕上がっている。


■1話あらすじ

それでも結婚したいと、ヤツらが言った。 それでも結婚したいと、ヤツらが言った。

都内にある結婚式場「ウェディングヒルズ大黒」に暮らすネズミの一家。長女であるチュー子(鈴木)を筆頭に、式場スタッフに“乗りうつり”結婚式のお手伝いをすることに。

チュー子が“乗りうつる”のは、プランナー歴2年目の新人・篠原天音。どこか頼りない彼女だが、チュー子が“乗りうつる”ことで別人のように変貌する。チュー子こと天音が担当する結婚式に臨む新郎新婦は、新山隆文(前原滉)と片山由美(筧美和子)。

式の打ち合わせ中、どこか心ここにあらずの隆文。チュー子は思い切って隆文にどのくらい結婚したい気持ちがあるのか聞き出すことに。すると、“忘れられない人がいる”とのまさかのカミングアウト。そこには、隆文と由美を取り巻く人間関係が影響していて…。

■60秒トレーラー映像も

https://youtu.be/zwUDtmTPSJU

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(文/Sirabee 編集部・水元ことし

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