INAC神戸の日本代表FW浜野まいか(18)が25日、海外挑戦に向けて同クラブを退団することを発表した。

 浜野は今年8月に行われた『FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022』で得点ランキング2位となる4得点を挙げて日本の準優勝に貢献。シルバーブーツを獲得すると共に、大会のMVPにも選出され、大きな注目を集めていた。

 INAC神戸はこの日、WEリーグ第7節でAC長野とホームで対戦。勝利(1−0)を収めた試合後、浜野が自身の思いを明かした。クラブが発表した浜野のコメントは以下の通り。

■浜野まいかコメント
リーグ戦や皇后杯中での退団だったので自分の心と向き合い、たくさん悩みましたが次のステップに、夢に向かうためにチャレンジするという決断をしました。
チャレンジするという決断ができたのは、そのような環境をつくってくださったINAC神戸というチームやチームメイトのおかげです。

INAC神戸の一員となり、INAC神戸のユニホームに袖を通し、素晴らしい選手やスタッフ、サポーターさんと共に闘うことで色々な体験、出会ったことのない心や頭の感情など、たくさんのことを経験することができました。
プロの世界に飛び込み、日々のトレーニングやリーグ戦で経験を積み、なかなかプレーがうまくいかなかった時期もたくさんありました。この一年半があったからこそ、今の自分があり、これからの自分をつくっていきます。18年間生きてきて自慢できることは、周りの方々に恵まれていることです。

自分の決めた道に覚悟を持ち闘ってきます。海外から時差はありますがニュースが日本に届くように頑張ってきます。常に高みを目指し大きくビックになります。
引き続きINAC神戸の応援、できればMAIKAの応援もよろしくおねがいします!一年半という短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。

U20女子W杯でゴールデンボール(MVP)を受賞したFW浜野まいか [写真]=Getty Images