大学サッカーの日本一を決める『MCCスポーツpresents 2022年度 第71回 全日本大学サッカー選手権大会』の準決勝。来年1月1日国立競技場で行われる決勝進出を懸け、は国士舘大学と新潟医療福祉大学、そして桐蔭横浜大学と関西学院大学が対戦した。国立行きの切符を手にしたのは、勝てばどちらも初優勝となる2チーム。国立復帰初戦にふさわしく、決勝はフレッシュな対戦カードとなった。

『FIFA ワールドカップ カタール2022』では、長友佑都、伊東純也、谷口彰悟、守田英正、三笘薫ら大学サッカー出身選手9名が日本代表に選ばれた。

大学サッカーの日本一を決めるインカレは、ベスト4が決定。12月25日(日)には準決勝が行われ、夏の王者・国士舘大学(関東第6代表)と北信越史上初のベスト4入りを果たした新潟医療福祉大学北信越第1代表)が対戦した。

北信越勢としては初、またチームとしても創部以来初のベスト4入りを決めて勢いに乗る新潟医療福祉大学。序盤の12分にオナイウ情滋(ベガルタ仙台内定)が右サイドを突破しゴール前にクロスを入れると、これを田中翔太が頭で合わせて先制する。新潟医療福祉大学は、その後の国士舘大学の猛攻をしのぐと、先制点を守りきって初の決勝進出。一方、夏の王者・国士舘大学は夏冬連覇ならず、準決勝敗退となった。
先制点を決め、新潟医療福祉大学を創部以来初のインカレ決勝に導いた田中翔太。
夏の王者・国士舘大学は3位に。夏冬ニ冠は達成できなかった。


Jクラブ内定選手13名を擁する桐蔭横浜大学(関東地区第4代表)と関西王者・関西学院大学(関西地区第1代表)の対戦は、実力拮抗の好ゲームとなった。スコアが動かないまま前半終了かと思われた45+1分、桐蔭横浜大学は山内日向汰が個人技でペナルティーエリア内に侵入するとシュートを突き刺して先制する。後半は関西学院大学が攻勢を強めるが桐蔭横浜大学もゴールを死守。だが、後半終了間際の90分にペナルティーエリア内でファウルをおかし、関西学院大学ペナルティーキックを献上。これを京都サンガ内定、木村勇大がタイミングをうまくずらしながら決め、関西学院大学が土壇場で追いつく。

1-1で迎えた延長戦では双方決定機を決めきれず、PK戦に突入かと思われた。しかし延長後半終了間際の120+1分、桐蔭横浜大学は交代出場の白輪地敬大が劇的な勝ち越し弾。このゴールで桐蔭横浜大学が2-1で勝利し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
終了間際、木村勇大(京都サンガFC内定)のPKで同点に追いついた関西学院大学。
延長戦終了間際の勝ち越し弾に喜ぶ、桐蔭横浜大学・白輪地敬大(中央)と安武亨監督(左)。
関西学院大学は6大会ぶりの決勝進出ならず3位に。

この結果、2023年の元日決勝は新潟医療福祉大学と桐蔭横浜大学の対戦となった。どちらも勝てば初優勝。北信越勢として初、また創部初のインカレ優勝を目指す新潟医療福祉大学か。2大会前に目の前で逃した優勝を今度こそ手にしたい桐蔭横浜大学か。

決戦のキックオフは2023年1月1日の14:00。国立競技場で、2022年度最後の大学サッカーチャンピオンが誕生する。

  • 決勝戦 対戦カード
2023年1月1日(日・祝) @国立競技場

[23] 14:00 新潟医療福祉大学 vs 桐蔭横浜大学

※[]内の数字はマッチナンバーになります。
  • 準決勝結果詳細・公式記録
以下のページをご参照ください。
https://www.jufa.jp/news/news.php?kn=1386
YouTube 全日本大学サッカー連盟公式チャンネル
https://www.youtube.com/@JUFA_Japan/streams

【決勝戦ライブ配信】
テレビ東京スポーツYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/tvtokyosports
  • 大会詳細(日程、会場案内等)
大会公式サイト
https://www.jufa.jp/news/news_incolle.php
  • 歴代優勝校一覧
http://www.jfa.jp/match/alljapan_university_2022/history.html
  • SNSなど
■Twitter @JUFA_soccer
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■Instagram @jufa_Japan
https://www.instagram.com/jufa_japan/
北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の全9地域を代表する大学が、ノックアウト方式で激突し、冬の王者・大学日本一を決める大会。
出場するのは、全9地域のリーグ戦で優勝または上位チームと、夏の全国大会『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』の優勝大学の計24チーム。

配信元企業:一般財団法人全日本大学サッカー連盟

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