来夏にフリーとなるコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)だが、クリスタル・パレスは慰留にトライするようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が主張した。

ユナテッドでの挑戦が失敗した後、パレスで改めて力を示すザハ。今季もパレスで躍動する有力ドリブラーだが、移籍マーケットが開くたびにステップアップ移籍が取り沙汰され、あと半年で契約切れとなる。

先月11月に30歳の誕生日と若くないが、フリー移籍となれば、他のプレミアリーグ勢にとって計算できる即戦力候補に。ザハ自身にとっても以前から認めるステップアップ願望を叶える最後のチャンスになる。

だが、昨季から指揮を執るパトリック・ヴィエラ監督は「我々が彼に残ってほしいと思っているのは誰しもがわかっていること」と、若返りが進むチームでも中心を担うザハとの契約更新意思を認めているようだ。

また、46歳のフランス指揮官は「ウィルフリードをリーダーのひとりに育てあげたい」とも。ザハの将来やいかに。