浦和レッズは26日、MF江坂任が蔚山現代(韓国)へ完全移籍することをクラブ公式サイトで発表した。

 浦和のクラブ公式サイトには、次のように江坂のコメントが掲載されている。

「このたび、Kリーグ1 蔚山現代FCに移籍することになりました。クラブの目標を達成できなかったこと、力になれなかったことが残念で、心残りで、ファン・サポーターのみなさまには申し訳なく思っております」

「しかし、いちサッカー選手として、Kリーグチャンピオンからのオファーはありがたく、新たな地そして誰も知らないところで、自分がサッカー選手としても、人としてもまだ成長できるのではないかと思い、決断しました。一年半という短い期間でしたが、レッズのファン・サポーターと共に闘えたことは自分の誇りです」

「これからも応援してくれたらありがたいですし、その中で成長した姿を見せれるようチャレンジしてきます。ありがとうございました」

 現在30歳の江坂は、神戸弘陵学園高校、流通経済大学を経て、2015年に明治安田生命J2リーグを戦うザスパクサツ群馬に入団。2016年には大宮アルディージャに完全移籍を果たし、J1の舞台へと挑戦した。2018年には柏レイソル、2021年には浦和に完全移籍で加入。2022シーズンは、明治安田生命J1リーグで30試合に出場して2ゴールを記録した。JリーグYBCルヴァンカップでは3試合に出場して1ゴール、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会では2試合に出場、AFCチャンピオンズリーグでは7試合に出場して1ゴールを挙げている。

浦和MF江坂が蔚山現代(韓国)へ完全移籍 [写真]=清原茂樹