ライダーであれば、一度は手にしたいと考える人も多いイタリアが世界に誇るオートバイブランド「ドゥカティ」のバイク。そんなドゥカティがラインナップしているモデルの中でもカジュアルに走りを楽しめ、デザインもスタイリッシュなマシンとしてビギナーからベテランまで幅広い層のライダーたちに支持されているのがドゥカティスクランブラーである。今回はそんなスクランブラーシリーズの新たに発表されたモデルをご紹介。

見た目も走りもフリーダム、バイクライフを満喫できる一台!

【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム!新型モデルは、アイコンフルスロットル、ナイトシフトの3種類。リラックスできるライディング・ポジションと軽量化という特徴は共通も、そのスタイリングや雰囲気は大きく異なる。ただ全てのモデルに言えるのは日常のシティライドから週末のツーリングまで、幅広くバイクライフを満喫したいという人たちに、走る楽しさを提供してくれるモデルとなっている。

我が道を行く進化したチアフルドゥカティ 

【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム! 【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム! 【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム! 【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム!新しくなったスクランブラーはアイコニックなデザインを継承しつつ、その特徴的な要素をモダンに進化。エンジンは前型から約2.5kg軽量化され、またライド・バイ・ワイヤ・スロットル・マネージメントをはじめ、トラクションコントロールやライディングモードといった電子制御システムも搭載し、コーナリングABSも標準で装備。

灯火類はフルLED化され、ヘッドライトは象徴的な「X」スタイルをキープしながら新たにデザインがおこなわれ個性を放つスタイルに。スチール製のタンクも新しくなり、交換可能なカバーも備えることでカスタマイズを簡単に楽しむことができる。そしてモダンなスタイルに合わせメーターも4.3インチのカラーTFTディスプレイが採用されている。

走る楽しさを体現した活発なイメージの「アイコン」

【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム!アクティブ&スタンダードなアイコン・バージョン。タンクをメインにフェンダーやホイール・タグ、フロント・ヘッドライト・カバーなどのカラーパーツの交換が可能で、ライダーの好みによって簡単にカスタマイズが楽しめるのが魅力。

標準カラー3色にアクセサリー・キットとして入手可能な6色(ストーム・グリーン、リオ・セレステ、タンジェリン・オレンジ、ジェイド・グリーン、スパーキングブルー、ヴェルベット・レッド)が追加され、合計9色が設定されている。

低めに設定されたハンドルバーでコントロール性がアップ、またシートは先端部分を絞り込み、流れるラインを備えた美しいスタイルとなっている。さらにシート下にはドゥカティスクランブラーのグラフィックをあしらったブラックのサイドパネルも装着されている。

スポーティ&クールな印象を放つ「フルスロットル」

【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム!スポーティなスタイルを特徴としているフルスロットル・バージョン。米国のフラット・トラック・レースからヒントを得て仕上げられ、サイドパートにインパクトを与えるゼッケンプレートには、初代ドゥカティスクランブラーがデビューした1962年にちなんだ「62」の数字が付けられている。

スポーティなキャラクターは、スポーツルックのシートカバーやGP19レッド/ダーク・ステルスの専用カラー、エグゾースト・ヒートシールドとブラック仕上げのフロント・サイドカバーによって強調。そしてショート・フロントフェンダーやリアフェンダーレス仕様、アロイホイールのレッドタグに公道走行可能なテルミニョーニ製サイレンサー、そしてドゥカティ・パフォーマンス製LEDターンシグナルが標準で装備されている。

エレガントな雰囲気が魅力の「ナイトシフト」

【待ち遠しい“イケ“バイク】ドゥカティの新型「スクランブラー」は見た目も走りもフリーダム!エレガントで落ち着いた雰囲気を漂わせるナイトシフト・バージョン。カフェレーサー・スタイルのシートをはじめ、ステッチ&ダークレザー・シェード、また光沢/マット・カラーの組み合わせによって、クラシックで洗練されたディテールを特徴としている。

フルスロットル・バージョンと同様にサイド・ゼッケンプレートやショート・フロントフェンダー、リアフェンダーレス仕様にブラック仕上げが施された美しいアルミニウム製パーツ、そしてコンパクトなLEDターンシグナルが標準で装備される。

そしてネブラ・ブルーのカラーリングとフルブラックのスポークホイールも特徴となり、先代モデルからフラットバリアブル・セクション・ハンドルバーとカフェレーサー・スタイルのバーエンド・リアビューミラーも継承されている。

いずれも魅力的な新型スクランブラーシリーズ。気になる発売は2023年秋予定としばらく先の話になるが、気になった人はぜひ期待して待ってほしい。

Ducati Scrambler ICON/FULL THROTTLE/NIGHTSHIFT

スペック
シート高(mm):795(*ロー&ハイシートアクセサリー有)
総排気量(cc):803
車両重量(kg):185 
エンジン:空冷L型2気筒2バルブ デスモドロミックバルブ駆動システム
最高出力(PS/rpm):73/8250
最大トルク(Nm/rpm):65.2/7000
燃料タンク容量(L):13.5
カラー:’62イエロー、スリリングブラック、ドゥカティレッド/ロッソGP’19/ネビュラブルー
価格:¥1,278,000/1,475,000/1,475,000
*2023年秋発売予定

【問い合わせ】
ドゥカティジャパン お客様窓口 TEL.0120-030-292
公式ホームページ
https://scramblerducati.com

取材・文/安室淳一 写真提供/DUCATI JAPAN

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