リヴァプールに所属しているスコットランド代表DFアンドリューロバートソンが、プレミアリーグにおけるDF登録選手の最多アシスト記録を塗り替えた。

 プレミアリーグ第17節が26日に行われ、リヴァプールは敵地でアストン・ヴィラを3-1で下した。同試合でプレミアリーグ5試合連続のスタメン出場となったロバートソンは、5分に右コーナーキックを蹴った後、イングランド代表DFトレントアレクサンダーアーノルドの右足アウトサイドパスに反応。DFラインの裏に抜け出してダイレクト折り返しエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールをアシストした。

 このアシストで、ロバートソンのプレミアリーグにおけるアシスト数は「54」となった。データサイト『Opta』によると、この数字は過去のプレミアリーグにおいてDF登録の選手が記録したアシストの歴代最多記録だという。これまでは、かつてエヴァートンで活躍した元イングランド代表DFレイトンベインズ氏が記録したアシスト数の「53」が最多となっていた。ベインズ氏と同じく左サイドバックを主戦場としているロバートソンがこの記録を塗り替え、単独トップに躍り出ている。

 現在28歳のロバートソンは2017年夏にハル・シティからリヴァプールに完全移籍で加入した。その後は不動の左サイドバックとして、リヴァプールプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などに貢献。なお、プレミアリーグ通算アシスト数「54」のうち、リヴァプール加入後に記録したアシストが「50」と大多数を占めている。既にプレミアリーグ史にその名を刻む“レフトバック”となったが、今後もこの数字を伸ばすことはほぼ確実だろう。

ロバートソンがプレミアの“DFアシスト王”に [写真]=Getty Images