山崎育三郎が主演し、松本穂香がヒロインを演じる2023年1月20日スタートのドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)の追加キャストとして、姉御肌の言語聴覚士役で志田未来、主人公・佐山の亡き叔母役で風吹ジュン、さらに戸塚純貴、是永瞳の出演が発表された。

【写真】栗山千明、『リエゾン-こどものこころ診療所-』出演

 同名の人気漫画を吉田紀子の脚本で実写化する本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医が、発達障害をはじめ、さまざまな生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く医療ドラマ。山崎が主人公の「さやま・こどもクリニック」院長・佐山卓、松本がドジな研修医・遠野志保を演じる。

 志田未来が演じるのは、「さやま・こどもクリニック」などさまざまな場所に出向いて働く言語聴覚士・堀凛。普段はロリータファッションに身を包むかわいらしい姿の一方で、見た目とはかけ離れた強気な性格で口も悪い。それでも子どもたちに見せる顔は優しく、また内に秘めた誰よりも熱い志を持ち、真っすぐに向き合っていく。

 志田は「私が演じる堀凛は、少し口が悪いところもありますが、言語聴覚士としてはとても優秀です。小学校の先生から言語聴覚士に転身し、自分自身としっかり向き合って生きてきた女性なので、志保さんにとって頼れる先輩に見えるように演じていきたいと思っています」とコメント。

 戸塚純貴が演じるのは、クリニックと連携しながら訪問看護を行う看護師・川島雅紀。サーフィン好きで、冬であろうがお構いなしに常にアロハシャツ姿という、見た目もノリも軽い川島だが、佐山とは古い付き合いで厚い信頼を寄せる存在だ。

 戸塚は「今回演じさせていただく川島は、原作でも見た目とのギャップがあるキャラクターなので、全体や個人で見た時の中身の違いを表現できたらなと思います。冬でもアロハシャツを着ていますが(笑)、中身は熱くて芯の強い男なので、そこはぶれずに演じたいと思います」と語る。

 是永瞳が演じるのは、「さやま・こどもクリニック」の受付・市川渚。ワケあってシングルマザーとなり、4ヵ月の息子・賢を溺愛するママでもある。癒やしの存在として、その明るい性格でクリニックを盛り立てる。

 是永は「市川渚役を演じさせていただくにあたり、どういう性格なのか、過去に何があってシングルマザーになったのかなど、事細かにノートにまとめて役作りをしました」と話す。

 さらに、佐山と志保の心の支えとなるのが、風吹ジュン演じる佐山卓の今は亡き叔母・佐山りえ。りえはかつて小児科・心療内科「りえ・こども診療所」を営んでおり、実は当時、近所に住んでいた幼少期の志保は、けがをしては優しいりえ先生の元を度々訪れていた。佐山卓にとっても叔母のりえは特別な存在のようで…。

 風吹は「私が演じる役は、原作とは少し違うのですが、ヒーロー&ヒロインの心のルーツを柔らかな糸と糸で結ぶ様な役割で、遠い記憶の素粒子となった存在です。時々姿を取り戻し、彼らを温かく見守りたいですね」としている。

 金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』は、テレビ朝日系にて2023年1月20日より毎週金曜23時15分放送。

ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』に出演する(上段左から)戸塚純貴、是永瞳、(下段左から)志田未来、風吹ジュン (C)テレビ朝日