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12月31日NHK総合ほかで放送される「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日に行われた。この記事では三山ひろしと石川さゆりのコメントを紹介する。

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夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~」という演目を披露する三山は、楽曲提供者である北島三郎(原譲ニ)が用意したという衣装で「夢追い人」を披露しながら、毎年恒例となっているけん玉ギネス世界記録にチャレンジする。今年の挑戦人数は127人で、その中には白組出場者であるSOTABE:FIRST)と豆原一成(JO1)もチャレンジャーに名を連ねていることが明らかに。“けん玉猛者”たちのムードについて、三山は「年々士気が高まっているのを感じます。1、2年目なんかはピリピリしていたんですけど、今日なんかはリラックスしたムードがあって。それを見るだけでも今年は大丈夫なんじゃないかな」と自信をのぞかせ「仲間内でがんばってきた成果を見てもらって、感動を感じてもらえたら」と意気込みをみせた。

45回目の出場となる石川は、オーケストラ和楽器による演奏をバックに「天城越え」を歌う。紅白の舞台で「天城越え」「津軽海峡・冬景色」を交互に披露している近年の流れに触れた石川は「自分で言うのはおこがましいけれど、日本の歌のスタンダードにしていただいているのだとしたらこんなに幸せな歌い手はいない」と切り出すと「そんな中で、その年その時代を表現したいという思いでスタッフの皆さんと一緒に作り上げています」とコメント。今年の「天城越え」について「争いは本当によくない。ちゃんと手をつないで、みんなで超えていかなきゃいけないことがあるよという思いで作りました」と、世界平和への願いを込めて楽曲を歌い上げることを誓っていた。

三山ひろしの音合わせの様子。(写真提供:NHK)