アリナミン製薬(東京都千代田区)が20代から40代の会社員、公務員計500人を対象とした「年末年始のやる気・モチベーションに関する調査」を実施。モチベーションが下がる原因の結果を公表しました。

「疲れ」が2位にランクイン

 調査は、2022年11月16日から同月18日にかけて、20~40代の会社員、公務員の男女計500人を対象にインターネットで実施。

 どのようなときにモチベーションが下がるのかを聞きました。最も多かったのは「連休明け」(48.0%)で、2位「疲れている」(42.4%)、3位「失敗した」(39.8%)と続いています。連休明けは仕事に向けて気持ちを切り替えなければならず、どうしてもモチベーションが下がってしまうようです。

 次に2位の「疲れている」に着目し、「最近、疲れを感じやすくなったか」「例年、年末は仕事が忙しくなるか」について、それぞれ聞きました。

 最近、疲れを感じやすくなったかについては、「そう思う」(32.2%)、「どちらかというとそう思う」(40.2%)と、7割以上の人が疲れを感じていることが分かりました。また、年末の仕事については、「とても忙しくなる」が14.4%、「どちらかというと忙しくなる」が28.8%と、4割以上の人が忙しくなると回答。年末年始は疲れがたまりやすい時期と言えます。

 疲れると起こりやすいのが「仕事の失敗」です。そこで、疲れると仕事の失敗も増えるかを聞きました。疲れると仕事の失敗も増えると感じる人は、「そう思う」(30.8%)、「どちらかというとそう思う」(49.0%)で約8割を占めました。

 最後に、疲れが原因で失敗したエピソードを聞きました。「誤字脱字だらけの文章を上司に提出してしまった(神奈川県・23歳男性)」「効率の良い作業ができず、時間がかかってしまった(埼玉県・38歳男性)」といった比較的よくあるエピソードのほか、「個数を一桁間違えて発注してしまった(愛知県・48歳男性)」という、仕事で大きな損害を出してしまったという内容のエピソードも寄せられました。

オトナンサー編集部

モチベーションが下がる原因は?