マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカに対して、まだチームでの未来があると示唆した。

オーレ・グンナー・スールシャール元監督が退任してからというもの、右サイドバックのレギュラーを完全に失うワン・ビサカ。今季はカタールワールドカップの中断前までプレミアリーグ第3節のリバプール戦に86分から出場したのみだったが、再開後の公式戦2試合でいずれも出番が巡っている。

その背景にDFジオゴ・ダロトのケガによる合流遅れがあるものの、先のプレミアリーグで今季初のフルタイム出場をマーク。カラバオカップ4回戦では課題の攻撃面でも1アシストの結果を残した。

イギリススカイ・スポーツ』によると、今冬の移籍が騒がれる25歳の右サイドバックにここにきてアピールチャンスを授けるテン・ハグ監督も再開後のパフォーマンスぶりに満足感を示している。

「まずはピッチに立たなければならず、シーズン前半戦の彼はケガや病気で役割を果たせなかったんだ。だから、このブレイクは彼にとって良かったと思う。復帰してからはスペインでのトレーニングキャンプに参加して、再開に向けて何試合かでプレーした。そして今は2試合に出場して本当に良くやってくれている。だが、チームというのは競争が必要なんだ」

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