リヨンゼニトクロアチア代表DFデヤン・ロブレン(33)の獲得を決定的なモノとしたようだ。フランス『レキップ』が報じている。

ローラン・ブラン監督の下で後半戦の巻き返しを図る8位のリヨンは、左利きの若手DFカステロ・ルケバとコンビを組む右利きのセンターバックの補強を優先事項としている。

これまではストラスブールのガーナ代表DFアレクサンデル・ジク(28)、レスター・シティトルコ代表DFチャーラル・ソユンジュ(26)をリストアップしていた。だが、クロアチア代表として78キャップを誇り、カタールワールドカップでも同国の3位入賞に貢献した百戦錬磨のDFの確保に成功したようだ。

報道によると、リヨン首脳陣の熱心な説得によって10年ぶりの古巣帰還を決断したロブレンはすでにメディカルチェックをパスしており、今後数日以内にフランス入りする見込み。ゼニトとの契約は2023年夏までとなっており、移籍金は少額で済むという。

ディナモ・ザグレブやサウサンプトンで活躍した後、2014年にリバプールへステップアップを果たしたロブレン。加入当初は主力としてプレーしていたが、徐々に出場機会が減少。それでも、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝、2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献していた。

なお、リヨンでは2010年から2013年まで在籍し、72試合に出場していた。

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