2022年も無事1年間放送された『サンデーモーニング』(TBS系)。日曜の朝、SNSで批判も見られる同番組だが、特に賛否あったのが関口宏のスポーツに対する発言だった。その一部を振り返ってみたい。

 9月25日の放送では、当時王貞治氏が持つ1シーズン55号ホームランを放った後、打率が下がり不振に陥っていた東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手について、元福岡ソフトバンクホークスで平成唯一の三冠王を獲得した松中信彦氏が解説する。

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 理論派の松中氏だけに、かなり詳細に技術解説を行うが、関口は「素人にはよくわからない」と発言し、松中氏を驚かせる。さらに「気楽にやってちょうだいよ」とコメントした。

 また、11月13日には、野球日本代表侍ジャパンオーストラリア代表の試合で日本が連勝したことについて、「侍ジャパンが連勝するのは当然」「ただ、時々オーストラリアって逆らうんだよねえ」と発言。

 さらにこの日は、福岡ソフトバンクホークスを自由契約となった松田宣浩選手を読売ジャイアンツが獲得したニュースに、「よくわからない、私には」と話したほか、日本女子サッカー代表がイングランドの親善試合に0対4で負けた件にも、「弱いねえ」とコメント。その発言が批判を浴びることになった。

 「関口さんは元々スポーツに見識が深くなく、これまでにもゲストに不用意な発言をすることがありました。スポーツ選手に礼節を持つ張本勲さんがフォローしていましたが、いなくなったことで関口さんの不見識な発言が目立つようになってしまった。最近の言動や行動から“限界説”も出ていますが、『サンデーモーニング』のメインターゲットである視聴者層には関口さんの知名度は絶大で、他では視聴率を取れない。また、この番組の出演者は関口さんが事務所の会長を務める三桂所属のタレントが多く出演していることから、関口さんのいない『サンモニ』はあり得ません。彼が降板する時は、番組終了でしょう」(芸能ライター)

 1987年から35年続いている『サンモニ』。2023年は、一体どうなるのだろうか。

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