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 トルコは動物にやさしい国として知られている。政府や自治体が定めた動物保護法が、地域住民の理解と協力によってうまく機能しており、野良猫、野良犬を地域動物として皆で面倒をみている。

 地域が一丸となって、動物たちに避妊、去勢、健康管理を施し、餌をやったり、トイレの世話、更には宿泊施設を用意して、人間と動物が共存できる街を作り上げている。

 その為、街中のいたるところに猫や犬がいる。自動改札口の上は猫にとって快適な場所なようで、通過しようにも猫が寝ていてカードがタッチできないことも。

 そんな時トルコの人々はどうするのか?こうするようだ。 

【画像】 猫の国トルコでの自動改札口の通り方

 駅の自動改札口から出ようとしたら、猫が気持ちよさそうに寝ている。これではタッチして扉を開けることが叶わない。

 この乗客は、猫を無理やり起こそうとせず、カードで猫の頭をタッチ、その後、そっと猫の体の下にカードを潜り込ませたようだ。

・合わせて読みたい→空のペットボトルを入れると地域動物の餌が出てくるマシーン。町ぐるみで動物との共生目指す(トルコ)

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 改札が開くと猫の頭を手で撫でて、通って行ったようだ。

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 改札のパネルの上はあったかいだろうから、猫にとっては快適な場所なんだろうね。猫がそこにいるのが当たり前のように、そして猫の眠りを妨げないよう扱うトルコの人々。動物好きな人にとっては理想の国だね。

 今回のように熟睡していればすんなり通ることができるけど、タッチするのを阻止する、改札の番人タイプの猫もいて、それはそれで面白い。

 こちらは2匹、改札口の番猫として座っているケース

 猫成分を堪能したい人はトルコに旅行するのがいいのかも。町中のいたるところで猫、そして犬たちにも出会えるよ。

written by parumo

 
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自動改札のタッチ面に猫が寝ていた場合の、トルコ式通り方