(C)CoCoKARAnext
日本ハムは今年度より淺間大基外野手の背番号を、現在の「26」から「8」へ変更することを発表した。
日本ハムの背番号「8」といえば、チームの主軸・近藤健介がつけていたもの。
過去にも片岡篤史、金子誠がつけてきた、日本ハムの野手にとっては歴史ある背番号でもある。
【関連記事】日ハム・近藤健介の「流出」を決定づけた指揮官の「非情発言」とは【2022回顧録】
淺間にとって近藤は、同じ横浜高校の先輩であり、尊敬する「師匠」だ。
今回の背番号変更を受けて、
「尊敬する近藤先輩の背番号8を受け継ぐことになり、素直にうれしい気持ちです。今回の背番号の打診には色々な意味が込められていると思うので、しっかりと期待に応えられるように頑張ります」と意気込んだ。
走攻守にわたり高い身体能力を持つ淺間は、横浜高校から2014年にドラフト3位で日本ハムに入団。これまで度々外野手レギュラーとして活躍が期待されて来たものの、度重なる怪我も重なり、なかなかその座を掴めずにいた。
とはいえ、ポテンシャルは十分にある選手。
それは、これまで淺間が残してきた数々の記録にも現れているだろう。
そこで今回は、淺間が持つ記録についてスポットライトを当てる。
▼新人記録
イースタンリーグ3・4月度の月間MVP
※イースタンリーグ史上初
▼高卒新人記録
・初出場から2試合連続盗塁
※史上2人目、球団史上初
・初出場から4試合連続安打
※史上2人目、球団史上初
・サヨナラ安打
※NPB最年少記録(19歳3ヶ月)、史上2人目、球団史上初
・CS先発出場(2015 CSファーストステージ)
※高卒1年目でCSにスタメン出場はパリーグ記録、史上2人目、球団史上初
▼球団最年少記録
初本塁打が先頭打者本塁打
※史上31人目(10代での達成は史上3人目)、球団史上最年少記録(19歳10ヶ月)、球団史上3人目
他、ルーキーイヤーに46試合出場140打席打率.285を記録
こういった記録を見ると非常に早熟だったことがわかる淺間。逆にここまでレギュラー奪取できていないことが不思議なぐらいだが、近藤が抜けたことで、外野のレギュラー争いはさらに激化することも予測される。ただ「8」を託されたのも球団の期待の現れともいえる。存在感を示したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
コメント