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 日本ハムは今年度より淺間大基外野手背番号を、現在の「26」から「8」へ変更することを発表した。

 日本ハム背番号「8」といえば、チームの主軸・近藤健介がつけていたもの。

 過去にも片岡篤史金子誠がつけてきた、日本ハムの野手にとっては歴史ある背番号でもある。

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 淺間にとって近藤は、同じ横浜高校の先輩であり、尊敬する「師匠」だ。

 今回の背番号変更を受けて、

「尊敬する近藤先輩の背番号8を受け継ぐことになり、素直にうれしい気持ちです。今回の背番号の打診には色々な意味が込められていると思うので、しっかりと期待に応えられるように頑張ります」と意気込んだ。

 走攻守にわたり高い身体能力を持つ淺間は、横浜高校から2014年にドラフト3位で日本ハムに入団。これまで度々外野手レギュラーとして活躍が期待されて来たものの、度重なる怪我も重なり、なかなかその座を掴めずにいた。

 とはいえ、ポテンシャルは十分にある選手。

 それは、これまで淺間が残してきた数々の記録にも現れているだろう。

 そこで今回は、淺間が持つ記録についてスポットライトを当てる。

▼新人記録
イースタンリーグ3・4月度の月間MVP
イースタンリーグ史上初

▼高卒新人記録
・初出場から2試合連続盗塁
※史上2人目、球団史上初

・初出場から4試合連続安打
※史上2人目、球団史上初

サヨナラ安打
NPB最年少記録(19歳3ヶ月)、史上2人目、球団史上初

・CS先発出場(2015 CSファーストステージ)
※高卒1年目でCSにスタメン出場はパリーグ記録、史上2人目、球団史上初

▼球団最年少記録
本塁打が先頭打者本塁打
※史上31人目(10代での達成は史上3人目)、球団史上最年少記録(19歳10ヶ月)、球団史上3人目

他、ルーキーイヤーに46試合出場140打席打率.285を記録

 こういった記録を見ると非常に早熟だったことがわかる淺間。逆にここまでレギュラー奪取できていないことが不思議なぐらいだが、近藤が抜けたことで、外野のレギュラー争いはさらに激化することも予測される。ただ「8」を託されたのも球団の期待の現れともいえる。存在感を示したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【日本ハム】近藤の背番号8を継承する淺間大基 高いポテンシャルが象徴される数々の偉大なる記録とは