ケイトハドソン(43歳)は、有名人の両親のせいで“ネポ・ベビー”(親の七光り)のレッテルを貼られることを「気にもとめない」という。

ハリウッドスターのゴールディ・ホーン(77歳)とミュージシャンのビル・ハドソン(73歳)との間に生まれたケイトは、両親の離婚後、母親の長年のパートナーであるカートラッセル(71歳)に育てられたことから、両親のコネのおかげで女優業に弾みがついたと言われたが、自分のキャリアのために懸命に働いてきたため、人々がどう思うかは全く気にしないと断言する。

ケイトはインディペンデント紙に次のように語っている。

「縁故採用のことは、本当に気にしていないの。私たちは物語を語る家族なの。私の子供たちを見ているとわかる。それは間違いなく私たちの血の中にあるもの。そのことをどう呼ぼうと勝手だけど、それが変わることはないわ」

最近発行されたニューヨークマガジン誌は、ハリウッドにおける縁故採用の問題を特集。ジョニー・デップヴァネッサ・パラディの娘リリーローズ・デップや、イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘マヤ・ホークなど、多くの有名人の子女が表紙を飾ったことで、ハリウッドにおける縁故主義が話題となっている。

しかしケイトは、縁故採用がより横行している業界もあると指摘。「実際、縁故採用が多い業界は他にもあると思う。モデル業界とか? ハリウッドより、ビジネスで見る方が多いわ。私はビジネスミーティングで、何度か『これは誰の子?』とか、『この人、何にもわかっていない』というようなことがあった。私にとっては、どこの出身であろうと、ビジネスとの関係がどうであろうと、全く関係ないのよ。一生懸命働いて、それをやり遂げれば、そんなことはどうでもいいのよ」と語っている。