東京・十条の篠原演芸場で令和5年(2023年)1月新春特別公演を上演中の「一見劇団ひとみげきだん)」(座長:一見好太郎 古都乃竜也)が、同公演において演技派女優や俳優陣とのコラボレーションによる新たな大衆演劇を発信することが明らかとなった。

そのスペシャル公演第一弾は、1月9日(月)昼の部(12時開演)「森の石松」と、夜の部(17時30分開演)「世にも奇妙な森の石松」。両公演に、猫背 椿尾上寛之がゲスト出演する。

猫背 椿は、1992年より大人計画に参加。舞台のみならず映画、ドラマなどで幅広く活動している。近年の出演作には、ドラマ「まんぞくまんぞく」(NHKBSプレミアム)、「卒業式に、神谷詩子がいない」(NTV)、「あのときキスしておけば」(EX)、「知ってるワイフ」(CX)、「共演NG」 (TX)などがある。2023年は大河ドラマ「どうする家康」(NHK)、ドラマ「星降る夜に」(EX)、舞台「シブヤデマタアイマショウ」に出演予定。

尾上寛之は、1993年NHK連続テレビ小説「ぴあの」でドラマデビュー。その後も、2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」、2017年NHK連続テレビ小説ひよっこ」、2018年TBS「アンナチュラル」、など多数のドラマに出演する。映画では、2005年「パッチギ!」、 2009年「愛のむきだし」、2022年「それぞれの花」などで活躍。2023年2月にはナイロン100℃の舞台「Don't freak out」に出演する。

またスペシャル公演第二弾として、1月27日(金)には、俳優・演出家の笈田ヨシをゲストに招くことも決定。こちらの詳細は後日発表される見通し。笈田ヨシは、慶應義塾大学在学中、文学座に入団。劇団 四季を経て、1968年ロンドンピーターブルック演出の実験劇『テンペスト』に出演。1970年ブルックが設立した国際演劇研究センター(CIRT)に参加。以後パリを拠点に、主に各国の劇場で活躍する。

笈田ヨシ

笈田ヨシ

人気大衆演劇劇団の「一見劇団」は、初代・人見多佳雄により旗揚げ。初代と太夫元・紅葉子の息子である一見好太郎と古都乃竜也の兄弟座長コンビが二枚看板として劇団を率いる。かつては九州・関西で活動をしていたが、現在は関東・東北を中心に巡業を行っている。常にファンを大切にする教えを守り、丁寧な送り出しなどにも定評がある。月に一本は新作狂言を作るなど、演技を追求した本格的なお芝居がみどころ。

なお、1月9日及び27日の各スペシャル公演ではトークショーも開催される予定だ。チケットの予約方法は、篠原演芸場の公式サイト( https://www.shinohara-engeki.jp/ )を参照のこと。

猫背 椿、尾上寛之