ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入で注目を集めるサウジアラビアのアル・ナスルが、さらなる大物獲得に動くのかもしれない。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙によると、ロナウドがアル・ナスル加入に際しての交渉で、自分の他にもトップレベルでプレーしている選手たちの獲得を求めていたとのこと。その内の1人が、レアル・マドリードポルトガル代表で共闘したポルトのDFペペであると伝えられている。

 ペペは2月で40歳になるものの、ポルトや代表でもまだまだトップレベルでプレー出来ることを証明し、ロナウドと共にそうし続けるチャンスはあると『マルカ』は報じた。

 また、この冬だけではなく、2023年夏以降も大物の補強をアル・ナスルは狙っているとのこと。具体的には、2023年夏にパリ・サンジェルマンPSG)の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、2024年にはレアル・マドリードクロアチア代表MFルカ・モドリッチ獲得を視野に入れていると報道された。

 上記に挙がった名前以外にも、サウジアラビア行きが噂される選手は次々と増えている。以前なら同国でプレーすることは考えられなかったような選手たちが、今後お金だけではない魅力でサウジアラビア行きを検討するかもしれない。“ロナウド効果”でサウジアラビアの国内リーグがどう変貌を遂げていくのか、注目だ。

C・ロナウド(左)がペペ(右)との共闘を希望? [写真]=Getty Images