2023年1月15日(日)、演出家の鈴木裕による戯曲の読み方オンラインワークショップが開催される。

鈴木が考える「戯曲の面白がり方」や「戯曲を読むコツ」あるいは「法則」、どの戯曲にも当てはまるであろう、大きな捉え方を2時間半で話し、参加者と双方向でディスカッションをしながら進めるオンラインワークショップ。今回半年ぶりの開催となる。

◆鈴木裕美コメント

コロナにより演劇が一時止まってしまった2000年の4月以降、 家で1人でもできることとして「戯曲の読み方」 のオンラインワークショップを27回実施し、延べ643名の方と出会えました。その中には、海外からの参加など、対面で開催していたWSでは出会えなかったであろう方々もいらっしゃいました。また、私の経験をお話しすることが、演劇に携わる方々の道程の、ちょっとしたショートカットにはなるのではないかという手応えも 感じられました。そんな訳で、今後も不定期ではありますが、オンラインワークショップを続けていきたいと思っています。

そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」 と俳優さんたちからリクエストを受けて始めたWSです。教えるというのはおこがましいですし、「戯曲の読み方」 は人それぞれ、自由だと思っています。ですから、あくまで“ 鈴木個人の考える”「戯曲の面白がり方」「 戯曲を読み解くコツ、法則」 についてお話したいと思います。 戯曲に向き合う時のセカンドピニオンと考えていただいてもいいかもしれません。特定のテキストを用いず、どの戯曲にも当てはまるであろう大きな捉え方をお話しします。

• 戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。以前開催した時は、演劇ファンの方、映像の監督の方、翻訳者の方 、 演劇ライターの方など、 様々な方がご参加下さいました。

•戯曲について以外でも、 演劇に関するご質問には出来る限りお答えする時間を設けます。

•ちょうどお芝居一本分の感覚で、短い休憩を挟みます。

•大部分は私がお話しする形になりますが、 参加してくださる皆様とコミュニケーションを取って進めていきた いので、映像、音声ありでの参加をお願いいたします。

鈴木裕美