オリンピアコスに所属するDFエリック・アビダルが14日、フランス代表から引退することを発表した。スペインのラジオ局『RAC1』が報じている。

 2004年にフランス代表デビューを飾ったアビダルは、ドイツワールドカップ南アフリカワールドカップに出場。ドイツワールドカップではフランスの準優勝に貢献した。通算67キャップを刻んだアビダルは次のように語っている。

「扉を閉める時がきた。良い形で代表を終えたかったが、ブラジル・ワールドカップに出場することができなくて残念だ。私はこれまで一生懸命やってきた。ワールドカップで代表に別れを告げたかったが、それはかなわなかった」

 2013年8月に肝移植手術を乗り越えて代表に復帰を果たしたアビダルだったが、2014年ブラジル・ワールドカップの最終メンバーには選出されなかった。

(記事/超ワールドサッカー

フランス代表から引退を表明したアビダル [写真]=Getty Images