マンチェスター・ユナイテッドがベシクタシュに所属するオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(30)の獲得に動いているようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。

ユナテッドでは先月、今夏の移籍騒動から不穏だったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが一部メディアを介したクラブ批判で退団。元々、手薄さが懸念材料だったストライカーの陣容に拍車をかける形となり、今冬の補強が推察される。

エリク・テン・ハグ監督からは求めるタイプの選手がいる場合に限ると念押しつつ、補強の可能性を認める発言がなされており、補強が注目の的に。

これまでには、今夏にも関心が囁かれていたオランダ代表FWコーディ・ガクポやバルセロナで不遇のオランダ代表FWメンフィス・デパイなどが候補に上がっていたが、新たにバーンリーからベシクタシュにレンタル移籍中のヴェグホルストに関心を示しているようだ。

『The Athletic』によれば、ユナイテッドはすでにヴェグホルストの移籍について所属元のバーンリーと話し合いを実施。ユナイテッド側はこの移籍を季終了までの穴埋め的な補強と考えており、買い取りオプションの付随しないレンタル移籍での獲得を目指しているとのことだ。

2018年夏から3年半在籍したヴォルフスブルクで公式戦144試合70ゴール22アシストの数字を残したヴェグホルストは、昨年1月にバーンリーへ完全移籍。だが、チームはプレミアリーグから降格となると、昨夏に買い取りオプション付きのレンタル移籍でベシクタシュへ加入。

すぐに主力に定着したベシクタシュでは、これまでリーグ戦17試合で8ゴール4アシストを記録。また、19試合に出場しているオランダ代表では、カタールW杯にも選出され4試合に出場。準々決勝のアルゼンチン代表戦では2ゴールを挙げていた。

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