日本マクドナルドは、「プレミアムローストコーヒー(ホット)」を3年ぶりにリニューアルする。順次切り替えを行い、1月16日には全店舗で導入完了となる。従来あった酸味を抑え、コクが強い味わいへ変更する。

【関連記事】マクドナルド1月16日値上げ、「ハンバーガー」170円「ビッグマック」450円、“倍バーガー”パティ2枚→4枚は200円に

全国のマクドナルド約2900店舗で取り扱う。Sサイズ税込120円、Mサイズ税込180円。

リニューアルでは、「コーヒー豆の産地・焙煎度の見直し」「コーヒードリッパーの形状変更」「飲み口の改良」を行っており、“マクドナルド史上最も手間をかけて開発したコーヒー”だという。日本マクドナルド1月11日メディア向け発表会を開催した。

マクドナルド「プレミアムローストコーヒー」3年ぶりリニューアル、酸味を抑え“力強いコクとクリアな後味”Sサイズ120円・Mサイズ180円

〈酸味を抑えた力強いコクとクリアな後味〉

コーヒーの味わいは、従来の“甘み・酸味・苦みのバランスが良い味わい”から、“ガツンとした力強いコクとクリアなキレのある味わい”へ変更した。アラビカ豆を使用。数種類の産地の豆を、それぞれの豆の焙煎を変えてブレンドした深入り豆を採用している。ハンバーガーやスイーツとの相性を考え、口の中に苦さが残らないクリアな後味にこだわったという。また、テイクアウト利用も多いことから、時間が経っても酸味が抑制されるように仕上げている。

【関連記事】マクドナルド新作「クッキー&クリームパイ」発売、サクサク生地の“とろけるホットパイ”、定番人気「ベルギー ショコラパイ」も

〈コーヒードリッパー改良でより濃い味わいに〉

マクドナルドでは、専用コーヒーマシンで約3分半かけて抽出する「じっくりドリップ」製法を採用している。今回、マシンで使用する器具「コーヒードリッパー」を改良した。従来よりも口径を狭くすることで、コーヒー豆の粉の層に厚みが出て、お湯に触れる時間が長くなるため、より濃い味わいになるという。

「コーヒードリッパー」を改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」

「コーヒードリッパー」を改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」
「コーヒードリッパー」を改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」
「コーヒードリッパー」を改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」

【関連記事】マクドナルド「オレオ クッキー バニラフラッペ」「オレオ クッキー&クリーム ホットラテ」「マカロン ダブルナッツ」発売、マックカフェ限定“甘いご褒美ドリンク&スイーツ”

〈飲み口拡大でアロマをより感じられるように〉

新しくなった「プレミアムローストコーヒー」の香りを楽しめるよう、飲み口が従来の約2倍広い「広口リッド」を導入した。あわせて、カップも新デザインに変更している。

飲み口を大きく改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」
飲み口を大きく改良/マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」

なお、日本マクドナルドは「プレミアムローストコーヒー」リニューアルと同日の1月16日に価格改定を行い、「プレミアムローストコーヒー」も対象となっている。Sサイズは100円から120円、Mサイズは150円から180円(各税込)に値上げする。

マクドナルド 新「プレミアムローストコーヒー」