マーベル・スタジオの映画最新作で『ブラックパンサー』の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が、2月1日よりディズニープラスで見放題独占配信されることが決まった。また、本作でブラックパンサーの母ラモンダ役を演じるアンジェラ・バセットが、第80回ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞した。

【写真】ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットの場面写真

 本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』(2018年)からつながる物語。2020年、国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くの人々に愛されたチャドウィック・ボーズマンが病で他界したが、チャドウィックの思いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストが一丸となって完成させた特別な作品だ。社会現象にもなった前作の138%の興行収入を記録し、洋画No.1の大ヒットスタートを切ったことも記憶に新しいが、1月9日時点では全世界興行収入8億3122万ドル(約1095億円※Box Office Mojo調べ)を超える数字と上位ランキングをキープし続けている。

 国王ティ・チャラを失った妹のシュリ、国王親衛隊を率いる女戦士オコエ、そしてティ・チャラの母、ラモンダの前に新たな脅威が立ちはだかる。誰もが道しるべにしてきた王を失った時、残された者たちはどのようにして“希望”を見つけ出すのか? 去った王が残した意思や思いをどのように引き継ぐのか?

 前作以上にハードで新たな趣向をこらしたアクションシーンは、その舞台を陸だけでなく、空と海にも拡大。ワカンダの科学技術から生み出された武器、ガジェットもそれぞれ進化を遂げ、一級のスパイ・アクションをさらにしのぐ緊迫感と爽快感のあるアクションが繰り広げられる。さらに、海の帝国を率いる王ネイモア、天才発明家にして物語の重要なカギを握るとされる少女リリ・ウィリアムズアイアンハートなど新キャラクターも登場する。

 そして、日本時間1月11日(現地時間1月10日)行われたアカデミー賞の前哨戦と言われる第80回ゴールデングローブ賞にて、本作でブラックパンサーの母ラモンダ役として、複数の感情が入り混じった複雑な心境を見事に演じたアンジェラ・バセットが助演女優賞を受賞したことが発表された。マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)初。そして、彼女にとっては、『TINA ティナ』(1993年公開)でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカルコメディ部門)受賞に続いての栄誉となった。

 映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、ディズニープラスにて2月1日より見放題独占配信。

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』場面写真 (C)Marvel Studios 2022