イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(32)は、所属先のFCシオンで充実の日々を送っているようだ。

かつてインテルマンチェスター・シティでその名を轟かせたバロテッリミランリバプールといった強豪も渡り歩いたが、マルセイユ以降に在籍した4クラブはいずれも1年以内で退団と、以前ほどの活躍は見せられていない。

昨夏にはスュペル・リグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポルからスーパーリーグ(スイス1部)のシオンへと移籍。チームは現在、スペイン南部のアンダルシア地方で合宿中だ。

現地でスペイン『Relevo』のインタビューに応じたシオンのファビオ・セレスティーニ監督の言葉からは、サッカー界屈指の悪童として名高いバロテッリの現在の様子がうかがえる。

マリオ(・バロテッリ)が特別な選手なのは言うまでもないはず。彼はとても愛らしく、私はすぐに親しみを覚えたよ」

「正直、これまで彼のコーチたちが、なぜ彼と父子の関係を築こうとするのか疑問だった。バロテッリを息子のようだと話していても、のちにバトルが始まるのを何度も見てきた」

「私が見てきた選手の中でマリオはベストの選手なわけだが、彼はここ10年、何のタイトルも獲得していないな? 最後のリーグ優勝はシティ(2011-12シーズン)だろ。でも、SNSのフォロワーは全部で1700万人いるんだよな(笑)」

冗談交じりに愛のあるイジりを頂戴したバロテッリシオン加入後はスタメンの座を確保し、リーグ戦では11試合5得点1アシスト指揮官やチームメイトとともにスイスで充実の日々を送っているようだ。



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