香港メディア・東網は14日、広西チワン族自治区南寧市でカビが発生した割り箸を二酸化硫黄などで漂白していた“ヤミ工場”が摘発され、問題の割り箸600万本が押収されたと報じた。

 記事は、この工場ではカビた割り箸を硫黄による燻蒸、過酸化水素水への浸漬などの方法により漂白していたほか、工業用パラフィンを使って光沢を出しており、人体に悪影響を与える割り箸を生産していたと伝えた。

 そのうえで、同市品質技術監督局の調査員が工場について「不潔かつ乱雑な環境で、大量の割り箸が無造作に散らばっており、一部の箸にはすでにカビが生えたり、変質が生じていた」と語ったことを紹介。また、工場の設備も粗末なうえ、作業員はマスクや手袋をせず、工場内には粉じんが充満していたほか、ハエやゴキブリが飛び交っていたとした。
 
 当局の取り締まり担当者によると、ある割り箸工場では現地で加工した製品の包装を行うさいに湖南省の製造会社と偽って標記していたという。(編集担当:今関忠馬)(写真は東網の14日付報道の画面キャプチャ