リフレッシュされた電動SUV
ジャガーIペイスの2024年モデルが欧州で発表された。デザインや車載システムのアップデートが施されている。
【画像】ジャガーが誇る先駆的な電動SUV【現行モデルのIペイスと2024年モデルを写真で比較】 全44枚
英国向けの価格は6万9995ポンド（約1100万円）から。欧州では受注を開始しており、5月に納車が開始される予定。
Iペイスは、従来と同じ90kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は470km（欧州WLTP）。最高出力400psと最大トルク71kg-mを発生させるデュアルモーターを搭載し、0-100km/h加速4.5秒を達成できる。
エクステリアデザインとしては、フロントグリルが滑らかな形状になり、カラーもグロスブラックからグレーに変更された。リアディフューザー、ロアドア、フロントバンパーはボディカラー同色となる。
英国向けのIペイスは、現在4つの仕様で構成されている。RダイナミックSにはじまり、RダイナミックSEブラック、RダイナミックHSEブラック、そして今回新たに追加された400スポーツがトップエンドとなっている。
全車にジャガーのインフォテインメント・システム「Pivi Pro」が標準装備され、アップル・カープレイ、アンドロイド・オート、アマゾン・アレクサ、Spotifyが利用可能だ。
新しい400スポーツは乗り心地とハンドリングが強化されているようで、トランクリッドマウントスポイラー、22インチのブラックアルミホイール、アダプティブエアサスペンションを装備する。価格は7万9995ポンド（約1280万円）から。
ジャガーの車両プログラム担当エグゼクティブディレクターであるニック・コリンズは、次のように述べている。
「Iペイスは常に、お客様がジャガーに期待するパフォーマンス、敏捷性、テクノロジー、日常的な使いやすさを、電動化がもたらすスムーズで静かで楽な運転体験とともに包括的に提供してきました」
「今後も、電動化計画から得たノウハウと、ジャガーTCSレーシングチームとの協力関係による技術開発の加速を応用し、2025年からジャガーを完全電動のモダンラグジュアリーブランドとして再創造していきます」
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