エバートンオーナーファルハド・モシリ氏がフランク・ランパード監督の続投を明言した。

プレミアリーグで降格圏の18位に沈み、公式戦8試合未勝利、直近12試合でわずか1勝と、危機的な状況に直面しているエバートン。6日に行われたFAカップ3回戦ではランパード監督の解任を求めるバナーが観客席に確認された。

クラブはこれまで指揮官に関するコメントを控えていたものの、公式サイトに11日、モシリ氏の名義で声明を発表。「ファンの懸念を十分に承知している」とした上でランパード監督の続投を明言した。

「我々はクラブの計画に基づいたランパード(監督)とケビン・セルウェル(スポーツ・ディレクター)の仕事を信頼している。彼らは熟練しており、経験が豊富で、集中力のある専門家だ」

「現在のリーグ順位を改善する必要があるのは明白だ。しかし、取締役会はそれがこれから好転するという意見で一致している」

なお、イギリスガーディアン』はモシリ氏が過去7年で指揮官を5度解任していると紹介。エバートンは14日にプレミアリーグ第20節が控えているが、相手は最下位のサウサンプトン。是が非でも白星を挙げたいところだ。

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