ミランは12日、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(25)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏らによると、以前の契約で年俸150万ユーロ(約2億1000万円)を受け取っていたとされる25歳は、今回の新契約で400万ユーロ(約5億6000万円)を受け取ることになるという。

過去アーセナルのユースチームにも在籍経験があったベナセルは、2019年夏にエンポリから加入。すぐさま中盤の主力に定着すると、ここまで公式戦129試合に出場し、4ゴール8アシストを記録。昨シーズンのスクデット獲得の立役者の一人となった。

優れた戦術眼と高精度の左足のキックを生かしたレジスタとしての能力に加え、豊富な運動量と献身性を武器にインコトリスタとしてもチームを助ける中盤の要は、古巣アーセナルチェルシーなどプレミアリーグ勢からの関心も伝えられた中、改めてミランへの忠誠を誓う形となった。

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