『私の頭の中の消しゴム』(05)のイ・ジェハン監督が主演に山下智久を迎え、人気コミックを映画化する『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』がPrime Videoにて2023年に独占配信されることが決定。あわせて、山下、ジェハン監督のコメントが到着した。

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原作は、連載していたピッコマでは100万以上いいね!を集めた人気ウェブ漫画家NASTY CATの「見えなくても聞こえなくても愛してる」。次第に目が見えなくなる病を患った漫画家、泉本真治と、それを支える生まれつき聴覚障害を持つ女性、相田響の、せつなくも温かいラブストーリーが展開する。主人公の泉本を演じる山下は約6年ぶりに王道ラブストーリー作品での主演となる。また、監督を務めるのはジェハンは、ラブストーリーの金字塔『私の頭の中の消しゴム』をはじめ、『サヨナライツカ』(10)、『戦火の中へ』(11)、『第3の愛』(17)、『オペレーション・クロマイト』(17)など幅広い作品を演出し、グローバル感覚を備えた監督として評価されている。

山下は本作について「昨日までのあたりまえが、突然奪われてしまう。そんな状況のなか、人生でなにを大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました。完成を楽しみにして頂けたら幸いです」とコメントを残した。ジェハン監督は「日本を代表する情熱的な俳優、山下智久さんと作品をご一緒することができて本当に光栄です」とコメントした。

恋愛映画の名手と日本のトップ俳優はどのようなラブストーリーを織りなすのか?本作の配信開始を楽しみに待ちたい。

■<キャスト、監督コメント>

山下智久(泉本真治役)

「以前から、イ・ジェハン監督のファンでもありましたので、今回のお話を頂いた時、とても光栄に思ったのと同時に、この作品を見てくださる方になにを受け取ってもらえるか深く考えました。視力を失うという厳しい現実を突きつけられた真治が耳の聞こえない響と出会うことで、どう成長しなにを乗り越えていくのか。昨日までのあたりまえが、突然奪われてしまう。そんな状況のなか、人生でなにを大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました。物理的に見えなくなったことでなにに気付きなにが見えるようになるのか。障害として受け取るのではなく、生きる強さに変換して少しでも勇気を受け取ってもらえるよう監督、そして共演者の方々始め、現場にいるすべての皆さんと力を合わせて真摯に作品作りに取り組んで参ります。完成を楽しみにして頂けたら幸いです」

●イ・ジェハン(監督)

「このような意味深い作品で日本の観客にお会いできると思うと、とても嬉しく胸が高鳴ります。日本を代表する情熱的な俳優、山下智久さんと作品をご一緒することができて本当に光栄です。『SEE HEAR LOVE』を通して『見る』というものがなになのか、『聞く』というものがなになのか、そして『愛する』というものがなになのかを濃密に追求し、掘り下げていきたいと思います」

文/鈴木レイヤ

ジェハン監督と山下の織りなすラブストーリーに期待が高まる/[c]2023「SHL」partners 2023年Prime Videoにて配信予定!