マンチェスター・ユナイテッドオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(30)の獲得を決めたようだ。

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団を受けて、もともと手薄な前線の補強に緊急性が生じるユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督からもたびたびストライカーを求める発言がなされ、オランダ代表FWコーディ・ガクポをリバプールに持っていかれてしまった後に白羽の矢が立ったのがヴェグホルストだ。

ただ、ヴェグホルストバーンリーからベシクタシュにローン移籍中の選手。ユナイテッドが獲得する道筋として2クラブとの合意を得る必要ありと複雑だったが、移籍市場に精通するイタリア人のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すべての条件が揃い、オランダが誇る大型FWのユナイテッド行きが確定したという。

ユナテッドは口頭合意に漕ぎつけたというベシクタシュと補償金として300万ユーロ(約4億2000万円)を支払う形で決着。42バーンリーからのローン選手として加わるヴェグホルストは12日にもマンチェスターに飛び、ユナイテッドメディカルテストを経て、契約書に調印を済ませる模様だ。

ヴィルフスブルク時代に通算144試合で70ゴールの数字を叩き出したヴェグホルストは今季から1年ローンでベシクタシュに活躍の場を求め、今季のスュペル・リグ16試合に出場して8得点4アシスト。先のカタールワールドカップ(W杯)では準々決勝のアルゼンチン代表戦で2得点をマークした。

なお、ベシクタシュ側は代役を確保できない限り、ヴェグホルストのユナイテッド行きを認めないスタンスとのことだが、アル・ナスルからC・ロナウドを選手登録するために契約解除を突きつけられたカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカル(30)に接触しているといわれる。

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