クリスパインが主演する映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の日本語吹替版声優キャストが発表された。主人公の吟遊詩人で盗賊エドガン役を武内駿輔が務めるほか、甲斐田裕子木村昴中村悠一逢田梨香子森田順平沢城みゆき岩崎ひろしも参戦する。

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 本作は、さまざまな種族、モンスターが生息する世界で、聖なる力と邪悪な勢力がぶつかりあうアクションファンタジー映画。

 仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、それをサポートするさまざまなスペシャリストたちで最強のパーティーを組むのが鉄板。だが本作の主人公エドガン(クリスパイン)はなんと盗賊稼業に勤しむアウトローな吟遊詩人。屈強な女戦士ホルガ(ミシェルロドリゲス)、魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)、かれんな見た目から一転、どう猛な”アウルベア”に変身する能力を持ったドルイド僧のドリック(ソフィア・リリス)、そして高潔な聖騎士ゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)と、実にユニークでクセ者ばかりのパーティーが、一筋縄ではいかない大冒険を攻略する旅に出る。

 日本語吹替版で、パーティのリーダーであり、吟遊詩人で盗賊である主人公エドガンを演じるのは武内駿輔。劇中ではどんな時もマンドリン片手に優雅な歌声を奏でて生きる吟遊詩人らしい歌唱シーンも用意されている。

 そしてエドガンと冒険を共にする愉快なパーティーの仲間には、エドガンと手を組み盗賊業に勤しむ屈強な戦士ホルガを甲斐田裕子、半人前ながら秘めたる力を有する若き魔法使いサイモン木村昴、敵の手を逃れ流浪の身となった聖騎士ゼンクを中村悠一

 武内は「この個性豊かなキャラクター達のリーダー!といいつつ、そこまで人格者っぷりを発揮するわけでもないお調子者エドガンは、クリスパインのダメイケオジ芝居がとても最高です! 彼の飄々としたテンポ感や話し方を吹き替えるのはとても楽しかったです」とアフレコを振り返る。そして、「パーティはみんな人生に躓いた組ですが、そんな彼らが人と協力すると言う事を通して、成長していきます。吹き替えとは他国の文化をより分かりやすく感じることが出来る『文化の翻訳』です。特にギャグに関しては1番吹き替えが活きるポイントだと、僕は思っていますので、自由に伸び伸びやらさせて頂きました。本作はそう言ったギャグやアクションシーンがとても多いので、字幕を追うより、吹き替えの方がより感覚的に映画を楽しむ事が出来ると思います。それを実現するため、実力あるキャスト陣も集まり『吹き替えならではの魅力』と言うものを今回生み出せたと確信しております!」と自信を見せた。

 もう一人のパーティーの仲間、ティーフリングという人間とモンスターとのダブルである自然の化身のドリック役は後日発表予定。

 さらに、彼らの前に立ちはだかるヴィランをはじめ、旅路を盛り上げるさまざまなキャラクターたちは、主人公エドガンの娘キーラクロエ・コールマン)に逢田梨香子、エドガンの盗賊仲間でただならぬ因縁もある詐欺師フォージ(ヒュー・グラント)に森田順平世界征服をたくらむ悪の魔女ソフィーナ(デイジー・ヘッド)に沢城みゆき、そしてアンデッド集団を操り世界を牛耳ろうとする悪の親玉ザス・タム(イアン・ハンモア)を岩崎ひろしが演じる。

 また、日本語吹替版の演出・音響監督を依田孝利が務めることも発表された。2022年、『トップガン マーヴェリック』で吹替版を演出した依田が、このパーティーを強力に支え後押しする。

 映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、3月31日より全国公開。

映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』日本語吹替版声優キャスト (C)2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS &DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C) 2022 HASBRO.