本日1月13日公開されるKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔主演の映画『そして僕は途方に暮れる』より、藤ヶ谷演じる主人公・菅原裕一と豊川悦司演じる裕一の父・浩二の“親子水入らず?”のシーンを映し出した本編映像が解禁された。

【動画】藤ヶ谷太輔&豊川悦司が親子役 映画『そして僕は途方に暮れる』父が逃げる極意を伝授する本編映像

 本作は、2018年にシアターコクーンで上演されたオリジナルの舞台を、脚本・監督・三浦大輔×主演・藤ヶ谷太輔が再タッグを組み映画化。藤ヶ谷演じる主人公のフリーター・菅原裕一が、ほんのささいなことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を懸けた逃避劇を描く。

 解禁となった本編映像は、あらゆる人間関係を断ち切ってしまい行き場を無くした裕一(藤ヶ谷)が、北海道苫小牧で父・浩二(豊川)と10年ぶりに再会シーン。

 恋人・親友・先輩、後輩、姉…最後はついに母親からも逃げてしまい途方に暮れる裕一が、夜のバス停のベンチに座っていると、偶然通りかかり「裕一じゃねぇかよ」と声をかけてきたのは、家族から逃げていった父親・浩二だった。

 10年ぶりに再会した親子は喫茶店で話をすることに。浩二はたばこに火をつけ、自分の近況を話し出す。家族から逃げた後、再婚したが浮気がばれてすぐ離婚、慰謝料を払うために知人から金を借りるも返せないので連絡を断って逃げているという。しかも、スマホ代も払っておらず電話は止められ「見栄だな、見栄」と、つながらないスマホを持っていた。

 そんな父親を見て、逃げ続けている自分を棚に上げ戸惑いを隠せない裕一。しかし、浩二はそんな空気も読まず、「いいか、逃げて、逃げて、逃げ続けろ。それでどうしようもなく怖くなったら映画の主人公にでもなったつもりでこう思うんだよ。『面白くなってきやがったぜ』」と逃げる極意をダメ息子に伝授する。まさにこの親にしてこの子あり。裕一のルーツが明らかになるシーンが映し出されている。この後、裕一はスマホの電源を切って父のアパートに転がり込み、物語は予想不可能な急展開を迎えていく。

 映画『そして僕は途方に暮れる』は、1月13日より全国公開。

映画『そして僕は途方に暮れる』場面写真 (C)2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会