多くの商品やサービスが値上げされる“値上げラッシュ”が起きた2022年。家計に大きな打撃をもたらしましたが、住む地域が変われば生活事情も少なからず変わるもの。家計の状況にも、都道府県ごとに何らかの違いはみられるのでしょうか。ソニー生命保険東京都千代田区)が、「47都道府県別 生活意識調査」を実施。「2022年の家計の状況」についての結果を発表しました。

「2021年と比べてよくなった」1位は千葉県

 調査は2022年10月、全国の20~59歳の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計4700人(各都道府県100人)から有効回答を得ています。2022年の家計の状況について聞いた結果をもとに、都道府県ランキングとして作成されたものです。

 まず、「今年(2022年)の家計の状況は良好」の1位は「鹿児島県」(33.0%)でした。次いで、2位が「千葉県」(32.0%)、3位が「滋賀県」「大阪府」「兵庫県」「熊本県」(同率31.0%)と続いています。一方、「今年(2022年)の家計の状況は不良」では、1位が「秋田県」「群馬県」(同率48.0%)、3位が「福島県」(47.0%)となりました。

 2021年との比較についても聞いたところ、「家計の状況は昨年(2021年)と比べてよくなった」では、「千葉県」が25.0%で1位に。2位は「栃木県」「大分県」(同率24.0%)でした。一方、「家計の状況は昨年(2021年)と比べて悪くなった」で1位となったのは「兵庫県」(49.0%)。次いで、2位が「秋田県」「佐賀県」(同率48.0%)という結果となっています。

オトナンサー編集部

都道府県別、2022年の“家計”事情は…