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四駆派は必見! 注目アイテム

オーフローダー乗りに人気のカスタムといえば、デザイン的におしゃれで、トレッドがごつごつしたタイヤ。

【画像】東京オートサロン2023 DUNLOPブース【カスタムカーがいっぱい】 全51枚

そうしたユーザーから聞こえてくる声に、住友ゴムのダンロップ・ブランドが耳を傾けて開発を進めている。

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ダンロップ・ブースに展示された「コンセプト・タイヤ for ウインター」。写真はホワイトレターが見えているサイドウォール。    AUTOCAR JAPAN

東京オートサロン2023の同社ブースに展示されたコンセプト・タイヤがそれだ。

じつはこれ、ウインタータイヤのコンセプト。

「冬タイヤでホワイトレターを履きたい」

「せっかく夏タイヤはカッコいいのを履いているのに、冬タイヤの方は地味」

こんなニーズは以前から存在していたが、まだまだユーザーが偉える選択肢は少ない。

ならば、冬タイヤでもカッコいいものを作ろう! という取り組みがひとまず形になったわけだ。

裏履きにも対応 販売の予定は?

嬉しいことに、表履き・裏履きに対応。片側のサイドウォールは「ホワイトレター」。

反対側は「ブラックレター」にデザイン性の高いウォールを組み合わせた。

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裏履きとなるブラックレターの面がこちら。表履き・裏履きができて、デザイン性の高いブロックを採用している。    AUTOCAR JAPAN

方向性タイヤではないので、これならホイールから外してタイヤの向きを変えることで、足元の見た目を一新できる。タイヤが目立つオフローダーだから、随分イメージが変わることだろう。

展示されているコンセプトタイヤは、スタッドレス用のブロックで構成されていた。指で押してみると、ぐにぐにしているのが分かる。

ブースで取材に応じてくださった説明員によると、「あくまでコンセプトタイヤ、発売するかは決まっていません。ご覧のとおり、まだスタッドレスのようなサイプになっていないので、まずはアイデアの提案、反響を探る段階と考えてください」

「(四駆系のカスタムタイヤは)サイドウォールのデザインが大事なので、定番のホワイトレターにしています。反対側は、ブラックがいいという方もいるので黒のレターで、その代わりにデザイン性を持たせています」とのこと。

出すか出さないかは、まだ分からないそうだが、ブース内のQRコードでアンケートを取っているから興味のある方は現地を訪れて、自分の声を届けてみよう。

クラシックから二輪まで 話題がいっぱい

ダンロップ・ブースではこの他にも、クラシック・ミニ、EK4シビックGRスープラ、二輪のSR400といったタイヤカスタム車両を展示。

オフローダー系では、ダンロップ「グラントレックMT2」を履いたジムニーがブースの中央で来場者を迎える。

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ダンロップ・ブースでは、クラシックカーモーターサイクル、オフローダーのタイヤカスタム、さらにはライブペインティングの実演まで見ることができる。    AUTOCAR JAPAN

オールシーズンタイヤ「オールシーズン・マックスAS1」を履くルノー・カングーのライブ・ペインティングが実演されるなど、タイヤメーカーの枠を超えた面白い企画を楽しめた。

なお、東京オートサロン2023は、千葉県幕張メッセで、1月15日 日曜まで開催されている。


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