今、最も注目されている腕時計とは?スイスの高級時計からカジュアルモデルまでをリサーチ。
今季も各ブランドから、独創性にあふれたデザインで腕元に存在感を示す腕時計が数多く登場。今年に入ってもその人気は継続しそうです。今回は、そんな“個性的デザイン”を持つ腕時計の数々から、鬼才デザイナーのセンスが炸裂した名作を3本ピックアップしてご紹介。

時計史に燦然と輝くレトロフューチャーな傑作「HAMILTON/ベンチュラ クオーツ」

HAMILTON/ベンチュラ クオーツ

HAMILTON/ベンチュラ クオーツH24301731
125,400
問い合わせ:ハミルトンスウォッチ グループ ジャパン TEL03-6254-7371

1957年、世界初の電池式腕時計として時計史に革命を起こした名作の盾形フォルムをそのままに表現。20世紀半ばのモダンデザインを色濃く反映する。ケースサイズは小ぶりでベルトの付け幅も17mmと細く、着用しやすい。ケース幅32.3mm5気圧防水、クオーツ

アシンメトリーなケースフォルムは存在感抜群。意外と小ぶりで装着しやすいのも特徴だ。
アシンメトリーなケースフォルムは存在感抜群。意外と小ぶりで装着しやすいのも特徴だ。

電気パルスをモチーフにした描画や電子をイメージしたドットインデックスなどの細部に宿る“電池”モチーフも、歴史を感じさせる。
電気パルスをモチーフにした描画や電子をイメージしたドットインデックスなどの細部に宿る“電池”モチーフも、歴史を感じさせる。

バウハウスデザイナーによるミニマルデザインの原点「JUNGHANS/マックス・ビル バイ ユンハンス オートマティック」

JUNGHANS/マックス・ビル バイ ユンハンス オートマティック

JUNGHANS/マックス・ビル バイ ユンハンス オートマティック[027350102
202,400
問い合わせ:ユーロパッション TEL03-5295-0411

1961年、近代デザインの祖バウハウス出身デザイナーであるマックス・ビルが手がけたモデルを自動巻き仕様にした一本。一切の無駄を削ぎ落として機能美を追求。現在時刻を間違いなく確認できるよう、工夫が凝らされている。ケース径38mm5気圧防水、自動巻き

クラシカルなドーム風防。長針の先端は曲げられ、どの位置にあるかをわかりやすく示す。
クラシカルなドーム風防。長針の先端は曲げられ、どの位置にあるかをわかりやすく示す。

ブラックPVDを初採用したUFO型のダイバーズ「IKEPOD/シーポッド IPS003SILB002 フランソワ」

IKEPOD/シーポッド IPS003SILB002 フランソワ

IKEPOD/シーポッド IPS003SILB002 フランソワ
220,000
問い合わせ:大沢商会時計部 TEL03-3527-2682

大ぶりなケースサイズながらエルゴノミクスに基づく設計で装着感に優れたUFO形ケースを採用しつつ、200m防水を達成したダイバーズモデル。ブランド初のブラックPVDを採用して、都会的な印象も漂わせている。ケース径46mm200m防水、自動巻き

個性的なUFO形ケースのボトムをテーパードさせ、直接肌に触れる部分を減らしたことで装着感を高めている。
個性的なUFO形ケースのボトムをテーパードさせ、直接肌に触れる部分を減らしたことで装着感を高めている。

取材・文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典

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