北川景子主演の月9ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ系)が1月9日にスタート。初回の平均世帯視聴率は10.5%と2ケタを記録した。

 本作はロースクール(法科大学院)を舞台にしたリーガル青春群像劇第1話では、東京地方裁判所の裁判官・柊木雫(北川)がある日突然、母校である西南大学法科大学院へ。そこで、司法試験合格者を輩出する、変わり者の天才教員・藍井仁(山田裕貴)と出会う。藍井の徹底的に無駄を省き、できの悪い生徒は置いていくような授業に疑問を抱く柊木。その2人が実務演習で対決することになる。

 藍井は、日頃は表情を変えないクールガイ。判例オタクで知識は誰にも負けない自負があり、憲法の条文を早口で淡々と話す姿を観た視聴者からは、「早口で膨大なセリフ量」「思わず息止めた」といった驚きの声が上がった。

 山田はNHK朝ドラでは2019年「なつぞら」の小畑雪次郎、2022年「ちむどんどん」の石川博夫、さらには2021年の連ドラ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)では山田武志と心優しい青年役を演じることが多かった。しかし、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、戦国最強のサムライ・本田平八郎忠勝を演じるなど、新たな役にも挑戦している。

「初回放送で見せた、逃げ出した家康を馬で追いかけ、槍で一喝する姿は若き日の“平八郎”そのもの。この役を演じるために山田は肉体改造を行ったことを1月8日に行われたイベントで明かし、家康役の松本潤から『強いんですよ。観ていて本当に強い』『いつも魚肉ソーセージを食べていました』と言われていました」(女性誌記者)

 昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗旬は、昨年末に「めざましテレビ」(フジテレビ系)にVTR出演した際、共演したい若手俳優について聞かれ、山田の名前を挙げている。

 新境地開拓で大化けしそうだ。

(窪田史朗)

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