三井物産エアロスペース株式会社（本社：東京都千代田区、以下「当社」）の戦略的パートナーで、世界初の民間宇宙ステーション開発に取り組むAxiom Space, Inc.（本社：米国テキサス州、以下「Axiom Space」）が、宇宙産業の活性化や新規宇宙事業創出をサポートする株式会社DigitalBlast（本社：東京都千代田区、以下「DigitalBlast」）と、国際宇宙ステーション(以下「ISS」)に於ける小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ(アマツ)」(DigitalBlast発表：https://digitalblast.co.jp/news/112/)の実証実験に関する業務委託契約（以下「本契約」）を締結しました。
当社が戦略的パートナーシップを締結するAxiom Spaceが、当社仲介によりDigitalBlastと業務委託契約を締結しました。当社はDigitalBlastが自社開発中の小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ」をISSに於いて実験実施する機会を提供します。
DigitalBlastは2024年中にISSで「AMAZ」におけるコケ栽培の実現を目指しております。本契約でAxiom Spaceは、「AMAZ」実証に向けた事前準備や安全審査等のサポートから、打上げや軌道上での運用、実験容器回収等の業務を一貫して請け負います。当社はこれまで、ISSからの超小型衛星放出事業やISS船内外に於ける様々な実験の提案を通じて、ISS「きぼう」日本実験棟の利用拡大に貢献してきました。当社はISS後継の民間宇宙ステーション開発事業に取り組むことで、日本の宇宙産業の発展に貢献します。その一環として、本邦に於けるISS及び民間宇宙ステーションの商業利用サービス独占販促権をAxiom Spaceから獲得し、商業需要の創出・発掘に注力しています。本契約は、当社による商業利用サービス販促活動の初号案件です。
Axiom Spaceは、ISSへの商業宇宙ステーション用モジュール設置を米国航空宇宙局(以下「NASA」)から承認されている唯一の民間事業者です。当社は日本の宇宙開発発展に貢献すべく、将来においても地球低軌道に日本の宇宙開発の「場」を確保することをミッションに掲げています。三井物産グループのネットワークを活用し、ISS及び未来の民間宇宙ステーションが有人滞在拠点や微小重力環境の場として、新たな宇宙環境利用事業の創出に活用され、様々な産業の課題解決に貢献することを目指します
DigitalBlast社の開発する「AMAZ」は、人類の月面進出を見据え、月面での生態循環維持システム構築に向けたプロジェクト「NOAH」の第一歩の位置づけとなる装置です。
- Axiom Space, Inc.について（英文・日文）
Axiom Space社は、「地球上全ての人々に対し恩恵をもたらす、宇宙の活況な住居」というビジョンを掲げ、2016年に創立しました。世界初の単独商業宇宙ステーションの完成を目指し、まずISSのAxiom部分を建造及び打上げています。また、プロ及び民間宇宙飛行士の有人ミッションに対する完全なる一気通貫のサービスを通して、AxiomはISSの利用機会を現在も提供しています。詳しくは、是非弊社ウェブサイト（https://www.axiomspace.com/）をご覧ください。 DigitalBlastは、企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信の提供を通じ、宇宙産業の変革に挑戦する宇宙ベンチャーです。事業戦略・デジタル・プロモーションなど多様なプロフェッショナルが在籍し、総合提案を強みとしており、クライアントの収益源を多様化し、新たな宇宙産業の価値確立に努めてまいります。（株式会社DigitalBlastホームページ：https://digitalblast.co.jp/）
- 三井物産エアロスペースについて
配信元企業：三井物産エアロスペース株式会社
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