ひとりの時間をつくることは現代社会において特に大切です。自分と向き合うことで、モヤモヤした気持ちを整理できたり、自分が置かれている現在地がわかったり―――。SNSで常に人と繋がっている現代、孤独を楽しむことは今を生きやすくするひとつの手段かもしれません。
趣味に没頭することで孤独を楽しむ達人たちから、ひとり時間と上手に向き合うためのヒントを伺いました。今回インタビューをしたのは、“バイク女子”としてYouTubeで大人気のチャンネル「独ヲタ女子【*アッキーch*】」のアッキーさん。彼女にとってひとりツーリングの醍醐味とは?
独ヲタ アッキー
年齢、出身地を明かしていないのになぜかバレつつあるアラサー女子。
2019年4月4日にYouTubeチャンネル『独ヲタ女子アッキーch』開設。
今や登録者数50万人超の大人気ユーチューバー。
かつては石粉粘土のチャンネルを持っていたが、時間がかかる作業なので更新頻度がとても低く封印したという黒歴史を持つ。
「ひとり時間は〇〇、みたいな格言は持ってないんですけどね(笑)」
ツーリングに行ってキャンプ泊。次の日は戻りながらも撮影。週1か週2くらいの頻度でバイクネタを中心に動画を公開している独ヲタ アッキーさん。
「ユーチューブを始める半年くらい前に二輪の免許を取ったんですよ。最初こそバイクに乗るのが怖かったから誰かに付き添ってもらってたけど、1カ月後くらいにはひとりでツーリングに行くようになってました」
行動力にあふれたそのバイタリティはYouTubeでも確認ができる。
「おとんが若い頃にバイクに乗ってたというのは知っていてライダーに憧れてたんですけど、私が免許を取るのは反対されたんです。今はおとんと離れて暮らしているのでバレないかと思って、やっと行動に移せたんですけど」
でもユーチューブでは度々おとんが登場し一緒にツーリングもしており、すでに免許取得はバレている(笑)。
岡山県の金甲山はお気に入りの絶景スポット。
「ひとりツーリングは関東周辺が多いですね。埼玉、千葉、群馬、茨城とかの峠道やオフロードにも行きます。林道はガタガタ道を走るから体がバキバキになって」
ひとりツーリングのよさとは?
「グループで行くと無線通話をしながら走れるので、それはそれで楽しい。でもひとりだと場所とか時間とか、食べるものも気を遣わず好きに選べる。気分が変わって、あっちがいいなと思ったらパッと変えられる。疲れたらマン喫に寄って休んで帰るのもありだし。気楽さがいいですよね」
アッキーさんの愛車。現在は4台のバイクを所有
ホンダのハンターカブで行くときは下道をトコトコと行くのんびりツーリング。
スズキGSX250Rの冬ツーリングでは薪ストーブまでバイクに積んでいった。
ときにはナイトツーリングで銀座に出現。
写真/独ヲタ アッキーさんより 取材・文/野上真一(SIESTA PLANET)
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