マンチェスター・U所属のイングランド代表FWジェイドン・サンチョが、トップチームのトレーニングに合流したようだ。17日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 現在22歳のサンチョは2021年7月にドルトムントからマンチェスター・Uに加入。加入直後から左右のウイング(WG)を主戦場に活躍し、昨シーズンは公式戦38試合に出場し5得点3アシストを記録した。在籍2年目となった今シーズンもここまで公式戦14試合に出場し3ゴール1アシストをマーク。しかし、昨年11月以降は全てのコンペティションにおいて欠場が続いている。

 サンチョFIFAワールドカップカタール2022期間中に実施されたチームのスペイン遠征にも同行せず。オランダでコンディション調整を目的とした個別トレーニングに励んでいたことが明らかになっていた。12月初旬に同選手の状態について問われたマンチェスター・Uエリック・テン・ハフ監督は「彼のフィットネスは正しい状態ではなかった。健康的な状態とは言えず、体力面や精神面で問題を抱えている」とコメントし、状態が不安定であることを明かしていた。

 シーズン再開後も欠場が続き、状態が心配されていたサンチョ。しかし、この度の『アスレティック』の報道によると、同選手は現地時間17日に行われたチームの全体練習に合流。未だ戦線復帰の目処は立っていないものの、”完全復活”に向けて一歩前進したようだ。

 現地時間14日に行われたプレミアリーグ第20節では、マンチェスター・Cとのダービーを制し、リーグ戦5連勝を飾ったマンチェスター・U。チームの好調の波に乗じ、22歳のアタッカーも”完全復活”に向けて着実に歩みを進めているようだ。

昨年11月から欠場が続いているマンUのサンチョ [写真]=Getty Images