介護事業等を展開するヒューマンライフケア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:瀬戸口信也、以下「当社」)は2023年4月1日(土)、神奈川県川崎市宮前区にて、難病や末期がんの患者の方を中心に受け入れる住宅型ホスピス「ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム」を新規開設いたします。こちらは当社が運営する初めての住宅型ホスピスであり、これにより当社が運営する介護事業所は178事業所(FC含む)となります。
【本件のポイント】

  • 2023年4月1日(土)神奈川県川崎市宮前区にて当社初となる住宅型ホスピスを新規開設
  • 川崎市内で訪問診療・訪問看護・訪問歯科を提供する医療法人社団 為世為人会との提携し、難病や末期がんの患者へ、介護・看護・医療がチームとなって24時間365日切れ目なくサービスを提供
  • 慢性期・終末期の高齢者を受け入れるインフラの不足解消により、地域包括ケアの実現に貢献
  • 川崎市内で当社が運営するグループホーム10事業所、小規模・看護小規模多機能型居宅介護7事業所との連携で、当社型のCCRCを実現

【本件の概要】
当社が神奈川県川崎市宮前区に開設する「ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム」は難病や末期がんの方へ、最期までご本人・ご家族の想いや希望を汲み取りながら、その人らしい生活を支える住宅型ホスピスです。
日本の高齢化は年々進行していますが、難病や末期がんとなり医療的ケアが随時必要になった時、一般的な高齢者施設では退去を迫られるケースが増えています。また終末期・慢性期の患者を受け入れる病床も不足しています。
「ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム」は、難病や末期がんの方の受け皿となることを目的としています。介護・医療・看護のチームケアで、ご本人や家族の意思を尊重しながら適切な専門治療や緩和ケア、介護をご提供することで、最期までその人らしい暮らしを送れるように支え続けるサービスをご提供します。

入居者への診療は提携医療機関である医療法人社団 為世為人会「川崎ヒューマンクリニック」の神経内科専門医が担当し、パーキンソン病の治療や、ALSのエダラボン点滴などの専門治療にも対応します。また同法人「ヒューマンデンタルクリニック」とも連携し、嚥下内視鏡を用いた嚥下評価や嚥下訓練により、できるだけ「食」を楽しんでいただけるように最善を尽くします。
館内には同法人「ヒューマン訪問看護ステーション」の訪問看護師が常駐し、積極的な緩和ケアなど医療ケアに対応すると同時にヒューマンライフケアの介護スタッフと連携し、24時間365日切れ目なく質の高い生活を支えます。

ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム外観(完成予想図)

ドミナント展開している川崎エリアでの当社型CCRCを実現し、各エリアでも順次展開
当社は神奈川県川崎市内にてグループホーム、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護を合わせて17事業所の他、訪問マッサージおよび福祉用具貸与・販売の事業所を運営しています。
今回新たに開設する住宅型ホスピス「ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム」では、一般の老人ホームでは受け入れが難しい難病や末期がんの方などを中心に受け入れ、身体的・精神的苦痛を和らげてその人らしい生活を支える、より質の高いケアのご提供を目指します。また今回の新規開設により、川崎市エリアでは要支援・要介護度の軽い方から認知症の方、そして終末期の方まで、それぞれ適切なケアで継続的に支え続ける当社型のCCRCを実現します。また、今後も同様の住宅型ホスピスを、川崎市ほか各エリアにて順次展開する予定です。
ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム居室(完成予想図)
ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム1階居間・食堂(完成予想図)
ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム2階居間・食堂(完成予想図)

■ヒューマンライフケア宮前ホスピスホーム 事業所概要
[所在地]神奈川県川崎市宮前区水沢3-13-22
[定員]30名(全室個室)
[アクセス]東急田園都市線たまプラーザ駅」「宮前平駅」、小田急線新百合ヶ丘駅」よりバス「稗原」下車 徒歩3分
[ご入居頂ける方]下記指定難病または、がんの診断を受けた方
※指定難病:パーキンソン病ホーン・ヤール重症度分類:3以上・生活機能障害度:2度以上)/パーキンソン病関連疾患(進行性核上麻痺/大脳皮質基底核変性症)/多系統萎縮症(線条体黒質変性症/オリーブ橋小脳萎縮症/シャイ・ドレガー症候群)/脊髄小脳変性症/筋萎縮性側索硬化症/多発性硬化症/重症筋無力症/ハンチントン病/ライソゾーム病/副腎白質ジストロフィー/脊髄性筋萎縮症/球脊髄性筋萎縮症/慢性炎症性脱髄性多発神経炎
[ご対応可能な医療処置]インシュリン投与/胃ろう/経管栄養/在宅酸素/気管切開/人工呼吸器/たん吸引/中心静脈栄養/皮下輸液ポンプ/尿道カテーテル/ストーマ/床ずれ
※この他の医療処置についてはご相談ください
https://kaigo.human-lifecare.jp/facilities/hh001_Miyamae/summary.html

■開設前内覧会を開催します
【今後の展望/社会的課題の解決に向けて】
当社は1999年の介護事業開始以来、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援事業所などの在宅介護事業や、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、介護付有料老人ホームなど施設介護事業を全国で展開してまいりましたが、その間日本の高齢化は一層進行するとともに、慢性期・終末期の高齢者を受け入れる病床や施設の不足が深刻化しています。
今回新たに開始する住宅型ホスピスでは、難病や末期がんの方の受け皿として、介護・医療・看護のチームケアによりご本人や家族の意思を尊重しながら適切な専門治療や緩和ケア、介護をご提供することで、最後までその人らしい暮らしを送れるように支え続けるサービスをご提供します。
これにより、当社は慢性期・終末期医療のインフラ不足という社会課題の解消と地域包括ケアの実現、世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs持続可能な開発目標)の目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献します。
SDGs No.3

■「ヒューマンライフケア」について
全国175事業所(2023年1月1日現在/FC含む)で幅広く介護サービスを展開し、介護事業におけるワンストップソリューションを実現しています。デイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援、訪問介護、訪問看護などの介護事業と介護教育事業、子育て支援事業を、教育部門である「ヒューマンアカデミー」、人材サービス部門である「ヒューマンリソシア」などヒューマングループ各社と強力に連携しながら行っております。心に届く最高のサービスを目指し、一人ひとりのご利用者様に応じたサービスのご提供と、家族の皆様が笑顔で暮らせる環境づくりのお手伝いをしてまいります。
●ヒューマンライフケアWEBサイト:https://human-lifecare.jp

■ヒューマングループについて
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。
人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。
SDGs GOALS

●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/

ヒューマンライフケア株式会社 会社概要

配信元企業:ヒューマンホールディングス株式会社

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